noteで書く

天ぷら料理の話題ではありません。

 

ども!はじめまして。「飛べない雀」と申します。
たまにこちらのブログに来て、初心者の方からいただいた麻雀の質問、問題に答えていきたいと思います。

基本的に麻雀に関することしか書きませんので、ルール知らない方は意味不明な内容になりますがご了承ください。

 

今回、「フリテンがよくわかりません」という質問をいただきましたので、フリテンについて書きたいと思います。
ついでに他の用語についても説明しながらいきたいと思います。

 

題にある「〜テン」どれも麻雀用語(身内のみで使ってたのも含む)です。

 

麻雀知ってる人はどれも意味わかっているかと思いますが、説明していきましょう。
公式な用語ではないのもありますが、気しないでください!

 

 

 

・とりテン

読んで字のごとく。とりあえずテンパイですね。

「思てたんと違うけど、とりあえずテンパイはとっとこう(心の声)」こんな感じでよく使います。

現代麻雀ではとにかくテンパイは偉いこと、強いことという大前提がありますので、とりあえずテンパイはとっとこうってのが基本です。

そうじゃない手もあるけどそれはおいおい。

 

 

 

・ダマテン

これも読んで字のごとく。黙ってテンパイ

麻雀知らない人は黙ってテンパイって何?って疑問に思うかと思いますが、
麻雀では他の対局者に発声することが多々あります。

その中の一つに「リーチ」宣言というものがあります。

 

一萬二萬三萬四萬五萬六萬七萬八萬九萬二筒二筒四索五索

例えばこんな手でテンパイした時に

 

 

「リーーーーーーチ(ドヤ顔)」

 

とこんな感じで、実際に「リーチ」と発声して、
「テンパってるよ!」と他の人に知らせる行為があります。

なので、宣言された方は警戒してゲームを進めることになります。

 

この「リーチ」という宣言をしないで、黙ってひっそりとテンパイすることを「ダマテン(黙聴)」と言います。

先ほどの手牌です。

こちら「ピンフ、イッツー」と役がすでにありますので、もうアガれる状態です。

一萬二萬三萬四萬五萬六萬七萬八萬九萬二筒二筒四索五索

 

他の人にはテンパイしているということは宣言はしていませんので、リーチに比べると警戒は薄くなります。

そうして、待ち牌が出るのをひっそりと息を殺して待つのです。そう。暗殺者の如く。

 

 

(待ちは三索六索。出るか俺の待ち…)

     ・

     ・

     ・

     ・

     ・

(早く出てください。親リーが来ちゃう((((;゚Д゚)))))))

     ・

     ・

     ・

     ・

     ・

パシッ!!三索

 

 

「るぅぅぅぉぉおん(ロン)!!」

 

「えっ?!テンパってたん(;ω;)」

 

「テンパってたんだよね〜(ドヤ顔)」

 

こんな感じで全く警戒されてないところから、アガられると精神的ダメージが思いの外高かったりしますので、
うまく使い分けて、シモ・ヘイヘばりのヘッドショットをお見舞いしましょう!

 

 

さてやっと本題のやつです。

 

・フリテン

初心者泣かせの代表格ルールの一つで、ロンできないテンパイのことです。

初心者のうちはとにかくアガることが楽しい時期です。

 

「リーチ!ローン!8000点です!!( ´ ▽ ` )」

 

「いやそれフリテンや。チョンボやからマンガン払いね。」

 

 

 

 

「えっ??(;o;)」

 

麻雀始めると誰しもが通る道かと思います。

アガれて点棒増えるかと思いきや、チョンボな上に点棒まで支払うハメになるなんとも恐ろしいルール。

「リーチ!ローン!8000点です!!( ´ ▽ ` )」の時のテンションを返して欲しい。

経験ある方はご存知かと思いますが、これがまぁまぁ恥ずかしいんですよw

知ってる人らで卓を囲んでいる、セット麻雀なら笑っておしまいでしょうが、

知らん人同士で打つフリーの場だと、気まずかったりします。

「俺も前やっちゃったよ〜」とか言ってくれる方もいますが、

だいたいそのまま何事もなかったように淡々と次の局が始まったりします。

恐ろしい…

 

そんな恐ろしい「フリテン」ですが、ご安心ください。

麻雀プロでも普通にやっちゃうことなので、恥ずかしがらず堂々と罰符を払いましょうw

そして、この記事を読んでしっかりマスターして「フリテンロン」をしないようになりましょう。

 

 

フリテンになる条件について

どんな時にフリテンになるのかわからないとそもそも理解できませんよね。

フリテンになる条件は主に二つあります。

 

1.アガリ牌を1枚でも捨てている

 

下記のような手牌でテンパイしました。待ちは二萬五萬です。

三萬四萬四筒五筒六筒七筒八筒九筒六索七索八索九索九索

 

自分が捨てた牌を見てみると、
西南一索二萬一筒九筒白

 

あれ?アガリ牌の二萬捨ててますね?

 

これがフリテンの状態です。

 

初心者の方は、「けど五萬は捨ててませんよ?五萬はロンできるんですよね?」

 

 

ダメです。

 

アガリ牌を一枚でも捨ててたらもうフリテンなんですよ。

 

「両面待ちはダメでも 九萬九萬白白一萬二萬三萬一筒二筒三筒一索二索三索 みたいなシャンポン待ちは大丈夫ですよね?」

 

 

 

ダメです。

 

両面とか待ちの形に関わらず、捨てていたらダメなんです。

特例のルールもあったりするんですが、基本的に

自分のアガリ牌いずれかを捨てていたらフリテンと覚えておいて差し支えないです。

 

 

2.アガリ牌の見逃し

 

先ほどと似た形で、待ちは二萬五萬です。五萬だと「三色」がついて点数も高くなります。

三萬四萬三筒四筒五筒六筒七筒八筒三索四索五索七索七索

 

自分が捨てた牌を見てみると、フリテンも大丈夫そうです。
西南一索一筒九筒白

 

「ここはリィーーーーーチや」

西南一索一筒九筒白
六索リーチ

 

すると割と早めに対面から二萬が出ました。

(低めかぁ…高い方の五萬の方で上がりたいなぁ…見逃しちゃお♪)

 

そのすぐ後に上家(自分の左手側の人)が五萬を切りました。

 

(キタ━━━(゚∀゚).━━━!!! 高め!!!)

 

「ロン!高いよ〜。メンタンピン…」

 

「あかんでそれ。フリテンや」

 

 

 

 

「えっ??(;o;)」

 

 

残念ながら、こちらもフリテンになってしまうんです。

「えっ?なんで?自分の捨て牌にはありませんよ?」

 

確かに自分ではアガリ牌の二萬五萬は捨ててません。

 

ではどこで「フリテン」になってしまったのか。

答えはこの場面です。

 


すると割と早めに対面から二萬が出ました。

(低めかぁ…高い方の五萬の方で上がりたいなぁ…見逃しちゃお♪)

 


そうです。

自分のアガリ牌を見逃してしまったことで「フリテン」になってしまったのです。

リーチ後の見逃しですので、この局はずっと「フリテン」の状態になります。

なので、リーチをかけたらしっかり他家の捨て牌を見てないといけません。見逃した瞬間

「フリテン」になります。また、自分が把握していた待ち以外にも待ちがあって、知らずに見逃すこともあるので、

待ちはしっかり確認しましょう。

 

 

「じゃリーチかけてない場合の見逃しはどうなるの?」

 

これが少しだけややこしい。

 

 

 

まず下の図を見てよく覚えておいてください。

矢印はツモの順番を表してます。
上家、下家、対面は自分からみての位置関係です。

先ほどと同じ手で今度はリーチをせずに「ダマテン」でいたとします。

三萬四萬三筒四筒五筒六筒七筒八筒三索四索五索七索七索

 

対面から二萬が切られました。

安めなので見逃しました。

この時あなたはまたフリテン状態になります。

ここまではリーチをかけてる時と一緒です。

そして上家が何か切って、

自分のツモ番を終えて、

下家が高めの五萬捨てました。

 

「一回見逃しちゃってるからフリテンかぁ….」

 

 

そんなあなたに朗報です。

 

 

 

実はその五萬ロンできるんです。

 

 

 

「えっ??(;o;)」

 

 

リーチをせずにテンパイしている状態、またはチーやポンをしてテンパイしている状態の時の見逃しは、
「同巡内のフリテン」という状態になるんです。なので、先に紹介した、

自分のアガリ牌を自分で捨てているフリテン

リーチ後に他家が捨てたアガリ牌を見逃してのフリテン

とは違い、1巡だけの期間限定フリテン状態なんですよ。

なので、自分のツモ番が来た時にはもうフリテンではなくなるのです。

 

 

ちょっと上に戻って、先ほどの状況を見てみましょう。

 

対面から二萬が切られました。

安めなので見逃しました。

 

この時から、あなたは同巡内フリテンの状態です。

 

そして上家が何か切って、(まだ同巡内なのでフリテンです。)

自分のツモ番を終えて、(ここであなたのフリテンは解消されましたー!!)

下家が高めの五萬捨てました。(もうフリテンは解消されてますのでロンできます。)

 

理解できますでしょうか。

 

 

リーチをかけてない状態での見逃しのフリテンは、自分のツモ番がくれば解消されると覚えておけばいいです。

これを理解すれば狙い撃ちもできることになります。

 

 

フリテンについて大分分かってきたんじゃないでしょうか?

 

もう一つ、「これも?!フリテン?!」ってのがありまして、

みなさん「槍槓(チャンカン)」という役があるのをご存知ですか?

 

槍槓(チャンカン)とは、他家がポンしてる牌に加カンした時に、その牌が自分のアガリ牌だったとき、
その牌でロン出来るという役です。

 

そもそも役自体ほぼ出ませんw

そのためこれのフリテン現場に僕は遭遇したことありません。

こちらも見逃してしまうと、フリテンになるので注意しましょう!

 

 

フリテンの解消もまとめておきます。

 

・自分でアガリ牌を捨てているフリテン

待ちを変えればフリテン解消!ただし、変えた後の待ちも自分が捨てていたらフリテンです。

 

・リーチ後にアガリ牌を見逃してのフリテン

その局はずっとフリテンです。リーチ後は待ちを変えられません。

 

リーチをかけてない状態での見逃しのフリテン

自分のツモ番がくれば、解消されます。

 

 

ざっくりと言えば、

自分でアガリ牌を捨てたり、見逃したりしなきゃフリテンにはならないってことです。

簡単ですね♪

恐るるに足らず、フリテン。

 

最後に、気をつけてほしいのが

フリテンはロンできないテンパイなだけで、アガれないわけではありません。

自分でアガリ牌を持ってくるツモアガリは出来ます

リーチ後にアガリ牌を見逃そうが、自分でアガリ牌を何枚捨ててようがツモアガリは出来ますので、ご安心を。

 

 

これでもうフリテンはマスター出来たはず。

今後麻雀する時は、フリテンにしっかり気付けるようになってると思います。

目指せ!脱・初心者!!

 

秋田に「天丼てんや」出来んかな〜

 

ではまたの機会に!!

noteで書く

関連記事

【ナゼつよ】マンチェスター・ユナイテッドFCはなぜ強い?

【舌鼓打ちすぎ注意】秋田市のオススメ夏デザート

【ナゼつよ】レアル・マドリードはなぜ強い?

ついに!3年ぶりの夏フェス!!

【成人済み】新入社員、知育菓子で遊ぶの巻

【サッカー】PSG(パリ・サンジェルマン)はなぜ強い?

コメント

コメントを返信する

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です