元プリントショップ店員がパネル加工について語る~第1話

noteで書く

今の会社に入社するちょっと前、プリントショップの店員だったゆずひこです。
某大手スポーツ用品店のPOP印刷・加工・施工をしたり、窓口に来た一般・法様の印刷物を印刷してました。
「印刷」「製本」「梱包」毎日いろんな事をしていたのですが、自分が1番得意だった作業が

パネル加工

です。

先日、お客さんから「パネル加工」の依頼を受けて、懐かしさでテンションあがったので、今回ザックリ触り部分だけでも書こうかと思いました。

※自分が思っている以上にパネル加工について書きたい事がたくさんあったので、数回に分けてお送りする予定です。

①そもそもパネル加工ってなに?

→プリントアウトした写真やポスターを発泡ボードに圧着し、断裁・フレーム加工する事。
主に、展示会やプレゼンテーション、ショールームのボード、宣伝用POPなど装飾として使われるのがメジャーです。

※パネルの名称はメーカーによって様々です。スチレンボード、のりパネ、発泡ボード等など

下の写真は、ブース出展で壁面にパネルを貼ったもの装飾です。

↑この間作ったパネルです。壁に貼り付けて使用してます。

 

②パネル加工の何が良いの?

良くお客さんに言われるのですが、パネル加工のいい所は主に3つです。

・紙よりも耐久性に優れていること

→破れない、しわなどがつかないなど、強度面で大幅に機能UPします

・立体感が生まれ、ただの紙よりも視覚的PRが出来る

→平面よりも立体の方が目で捉え易い

・ピン・テープ貼り付け不可の場所でも立て掛けることで展示できる

→ブース装飾や、スーパーの販売スペースなどスペースに限りと制約がある場所でも工夫次第で使用が可能

 

いいこと多いですが、2つ注意点があります。

・屋外使用にあまり適さない

→パネル加工は、屋内展示・屋内看板など室内で重宝しますが、屋外ですと風と湿気に影響されて、反りや紙が剥がれる場合があります。(短期使用の場合かつ、コスト掛けない場合であればあまり気にしなくてもいいです)

フレーム加工・ラミネート加工して、強度を上げる必要があります。

・運搬時にかさばる

→パネル加工ですので、ポスターのように丸めたりする事はまず出来ません。

運搬時などは傷汚れや折り目がつかないよう、緩衝材で保護し、ダンボールなどで補強しましょう。

③パネルの厚さ・大きさは何が一般的?

厚さは5mm~7mmが一般的です。

※壁に立て掛けて使用するなら、丈夫な7mmを

壁に貼るなら、軽めで強度のある5mmを使うなどします。(わからなかったら一度相談すべき)

パネル自体の大きさはA4~1220×2440mm(四八判)まで有りますが、出力する用紙の大きさに合わせて適切なものを使用を心がけましょう。

注:メーカーによっては四八判サイズを生産していない、生産していても7mm厚しか無い場合も有ります。
パネルについては各メーカー・販売業者に問い合わせるのが良いです。

 

 

いかがでしょうか?用途によっては通常の展示よりも大幅に目立つ+高級感を持たせることが出来ます。

もし展示会などPRするような事・ものがあれば製作するのも良いかもしれませんね。

noteで書く

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です