│ データを制する者がビジネスを制す
突然ですがせっかく作ったWebサイト、うまく活用できていますか?数十年前に作ったサイトをなかなか活用できず、
長年放置されているといったご相談をお客様からいただくこともしばしば。
そこで今回はWebサイト活用の第一歩として、
Web施策の効果測定において重要な「URLパラメータ」について解説します!
※サイト解析ツールは様々ありますが、今回は代表的なGA4(Googleアナリティクス4)で。
デジタルPRのよいところは、数字ですべて結果がわかるところ。
売上や認知拡大のための、Web広告、既存顧客へのDM、メルマガなど。
お金と時間をかけるなら、しっかり効果も追っていきましょう!!!
│ URLパラメータとは「流入経路」を判別する文字列
皆さんもきっとこれまでWebサイトを見た際に以下②のようにやたらと長~~いURLを見たことがあるかと思います。
URLパラメータとは、このURLの後ろにつく( /? 以降)の文字列のことを指します。
①②はいずれも表示されるページ自体は同じですが、
例えばFacebook広告配信の際に②のURLを設定しておくことで、
- 「2024-newyearsale(2024年新春セール)」という施策の
- 「facebook(Facebook広告)」の
- 「cpc(クリック課金方式の広告)」経由で
Googleアナリティクスに流入経路を正しく認識させることができます。
実際にアナリティクスで見ると図の赤枠のように、
Facebook広告経由でサイトを訪問したユーザー数は「61」ということが分かります。
GA4(Googleアナリティクス4)の用語についてはこちら↓↓
【GA4】分かりそうで分からない、ややこしい単語を攻めてみる
このように、パラメータ付きのURLをうまく利用することで、
「どの経路からどのくらいの人がWebサイトへアクセスしたのか」といった
Webサイトへの集客を分析することができるのです。
│ パラメータ付きURLの作成方法
URLにパラメータを追加する場合は、
Googleも推奨している『キャンペーンURLビルダー』を使用するとよいでしょう。
代表的な3つのパラメータの種類
Googleアナリティクス公式で必須項目とされているのは「utm_source,utm_medium」の2つ。またどんな施策か分かりやすいように「utm_campaign」も設定しておきましょう。
- 【必須】utm_source = ソース(経路)
どの参照元(検索エンジン,各種SNS等)からアクセスしたかを計測できるパラメータです。
例)google, newsletter,instagram,facebook など - 【必須】utm_medium= メディア(流入元)
どの種類のメディアからの流入かを計測できるパラメータです。
例)cpc,banner,email,affiliate,socialなど - 【任意】utm_campaign = キャンペーン
計測する対象のキャンペーン名を指定するパラメータです。
例)2024-newyearsale,springsaleなど
パラメータ設定時の注意点
Googleアナリティクスでは、utm_medium(メディア)の値をもとに自動で流入元をグループ分けします。そのためURLパラメータ作成する際は、
初めからデフォルトで用意されている分類ルールに従って
utm_medium(メディア)の値を設定する必要があります。
ルールに沿ってURLを作成しない場合は、
Googleアナリティクス上で「その他」からの流入として分類され、
データを分析しづらくなってしまいますので、以下を参考に正しく設定しましょう。
参考:[GA4] デフォルト チャネル グループ
│ 改めてなぜデータ収集が大切なのか
広告や宣伝の効果を最大化するため
データ収集を通じて、どの広告やメディアが最も効果的か(また逆に効果が悪いか)等を分析できます。これによって予算を最適に使い、より多くの人々に商品やサービスを知ってもらうことができます。
より良い商品やサービスを提供するため
またデータを集めることで、ユーザーの嗜好やニーズを理解できるようになります。お客様の真のニーズを追求し、より良い商品やサービスへと繋げていきましょう。
│ 最後に
集客でも採用でも成功するためにはデータ活用は必須です!せっかくお金と時間をかけても効果検証をしないのはもったいないので、
URLパラメータを活用して、どんどん改善していきましょう。
アイ・クリエイトではWebサイト制作だけでなく、
Webサイトのアクセス解析などもまるっとお手伝いいたします。
いつでもお気軽にご連絡ください。
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