AKITA Solution Magazine vol.15〔2017.10.11〕ターゲットと季節を絞り込む

noteで書く

////////////   目次   /////////////////

・ごあいさつ………………… 秋採用を考える
・最新ニュース……………… 秋田県内の有効求人倍率(平成29年9月29日発表)
・特集………………………… ターゲットと季節を絞り込む
・合同説明会情報…………… 10月の合同説明会をピックアップ
・編集後記…………………… 作業と仕事の違い

■ ご あ い さ つ ━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

『秋採用を考える』 written by 岸

はじめまして、新人ディレクターの岸です。

10月に入り「秋採用」がはじまる時期になりました。
今回は、私が就職活動をしていたときの体験を踏まえて現在の学生の就職活動について
お話したいと思います。

現在、就職活動をしている学生は企業の情報を多く得るためにインターネットを利用し
ます。インターンシップや合同説明会の開催情報もインターネットを通じて得ている学
生が多くいます。

私も、企業の情報を集めるためにインターネットを利用していました。就職サイトにも
企業情報は載っていますが、企業の採用サイトがないかチェックし、その企業について
念入りに調べてから応募をするか決めるといった活動の進め方をしていました。

ある統計でも就職活動で役に立つものは?という質問に情報機器では「パソコン」と
回答した人が9割いたそうです。
そのほとんどが「業界研究」や「仕事研究」を調べるために、企業のホームページを
利用しています。
それだけ、今はネット社会になっていて、ネット上に情報が載っているかいないかで、
他社との差が出てしまうのではないでしょうか。

そして、特に就活生は「社風・雰囲気」「職場の環境」を重視してみています。
「やりがいのある仕事なら中堅・中小企業でもよい」という考えの学生が増加傾向に
あるので、どんどん自社のいいところや学生が重視している「社風・雰囲気」「職場
の環境」をいろんな媒体で広めることが大切だと言えます。

就活生の意識や企業傾向も変化してきているので、変化に合わせた採用活動をする
ことが今後の課題になるのではないでしょうか。

みなさんも一度、自社の採用活動が、求職者にとって有益な情報かどうかを
振り返ってみてはいかがでしょうか?

 

■ 最 新 ニ ュ ー ス ━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

『秋田県内の一般職業紹介状況(平成29年9月29日 秋田労働局 発表)』

【概  況】
○秋田県内の求人数    23,547人
○就職希望者数      16,270人
○秋田県の有効求人倍率  1.34倍

平成29年8月の一般職業紹介状況をみると、有効求人倍率(季節調整値)は1.34倍と
なり、前月と同水準となった。(全国平均は1.52倍、前月と同水準)
有効求人数(季節調整値)は前月に比べて1.0%増加、有効求職者数(同)は1.2%増加。
雇用保険受給者実人員は、前年同月に比べ4.9%減少となり、同比51か月連続で減少した。
県内の雇用失業情勢は、改善の動きが続いている。

 

■ 特 集 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

『ターゲットと季節を絞り込む』 written by 佐藤(義)

ごあいさつでもお話させていただいた通り、秋採用が始まります。
では、秋に採用活動を開始する人たちはどんな人たちでしょう。

1.あまり就職活動に熱心でない人
大学院に通うつもりだった、海外留学するつもりだった、公務員志望だったなどの
理由から就職活動に熱心でない学生が一定数存在します。
この種の学生は、「就職活動」をしていなかったというだけで、能力的には、大企
業に就職していく人と何の遜色ない人がたくさんいます。
そんな彼らが目標を諦め、または別の理由でいざ就職活動を起こそうとした時には、
大手企業の採用活動はおおかた終わってしまっています。
そもそも就職する気がなかったのですから、働くことのモチベーションが高くない
とか、数年経って本来の夢や願望が自身の中で大きくなり、辞めてしまうリスクが
ないわけではありません。
それでも就職先が決まらずフリーでいる学生達をターゲットから外すなどという選
択肢は中小企業にはありません。
多くの学生が就職活動を終える秋から冬にかけてこのような学生達が現れます。
そんな学生をターゲットに再び採用活動を開始するべきなのです。
公務員志望だったけれども試験に落ちてしまった人、大学院にいくことを直前でや
めて就職活動に転じた人、そんなダイヤの原石がたくさん転がっているのかもしれ
ません。

2.志望先を限定しすぎて就職先がきまらなった人
世の中にはギャンブル好きな人とそうでない人がいます。
例えば、一発本命で勝負に出て、もし落ちても浪人すると最初から決めている人。
それとは逆に本命の大学をあきらめ、安全圏を受験しすべり止めをいくつか受験し
結局私立大学に入学するような学生は、ギャンブル好きとは言えません。
ここで言うギャンブル好きな人は、その思いの強さにあります。
本命しか受けないと決めてかかれば、普段では出せない実力が本番ではだせるだろう、
などと自分自身を追い込んで妥協したくない人です。
しかし、勝負は時の運です。どんな気合いを入れて臨んでも、勝負が常に勝つとは限
りません。負けてしまったことに気付いた後、他の大手企業の採用活動は終わってい
るのです。
このような人たちを秋採用でターゲットに入れていくことが重要です。

3.多数派に入れない少数派
ここからは、次号でお伝えします・・・・・・。

 

■ 合 同 説 明 会 情 報 ━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

合同説明会情報は、発表されておりません。
各WEBサイトをご確認ください。

◎リクナビ2019
https://job.rikunabi.com/2019/?isc=r9rcnz00003

◎秋田県就活情報サイト
https://kocchake.com/

◎合説どっとこむ!
https://www.gosetsu.com/2018/

◎秋田県公式サイト
http://www.pref.akita.lg.jp/

◎大卒就職情報WEB提供サービス
http://job.gakusei.go.jp/

 

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

『作業と仕事の違い』 written by 佐藤(義)

特集でもお話させていただいた通り、採用活動にも季節が大きく関わっています。
一部の学生にとっては、希望の企業から内定をもらい「ほっ」とする反面、残りの
学生生活に気持ちが引き締まる時期かもしれません。

そんな学生達が、最初にぶつかるのが「作業」と「仕事」の違いです。

普段私たちが、会社において「仕事」と呼ぶものは、会社もしくは個人にとって
利益を生むモノを指します。
しかし、それは機械的な流れ作業を指す「作業」とは異なります。
また、作業は命令されてこなす仕事、担当部署の業務としてこなすことと言えます。
「仕事」は自分で課題を見つけて実行すること、もしくは解決するための行動を
指します。

では、学生達が行っている就職活動は、作業でしょうか、仕事でしょうか。
学生達自ら希望の企業を選択し、自らその採用試験に向かうはずですから、
仕事に他なりません。しかし、就職した先で最初に与えられるものは「作業」です。
このギャップに悩む新社会人も多いようです。

この記事を読んでおられる方々は、年齢も性別も様々だと思います。
いずれ、このような道を通って来られた諸先輩方ばかりです。
新社会人達に「仕事」をしてもらうためにはどのようにしたら良いか、
改めて考えてみる良い季節だと思います。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回の「AKITA Solution Magazine」も宜しくお願いします!

noteで書く

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です