チラシを見て、最初に目にとまるのは、アイキャッチとキャッチコピーです。ゆえにこの2つがお客様の興味・関心を惹きつけないと、チラシは即ゴミ箱行きとなってしまいます。
前回のメルマガ(8月配信)https://goo.gl/zpWaH9 では、アイキャッチのコツを掲載しました。今回はチラシをつくるうえでアイキャッチと同等、もしくはそれ以上重要なキャッチコピーのつくりかたのコツをお伝えします。
①ターゲットをはっきりさせる。
まずは集客したい相手が誰なのか、ターゲット像をはっきりさせることからはじめましょう。このターゲット選定がキャッチコピーをつくるうえでの、前提となります。
それでは、ここで実際に焼肉店のキャッチコピーを考えてみましょう。
まずはターゲット選定ですが30、40代の男性を見込みお客様と想定してみます。
②ターゲット選定したお客様の不満・不安を書き出してみる。
次にお客様の悩みや不満、不便を書き出してみます。というのも、お客様の悩みのなかにこそ、訴求ポイントがあるからです。
それでは、40代男性の不満・不安を書き出してみます。
③自分のお店がお客様に提供できる「メリット」を書き出す。
今度は自分のお店の得意なことや自慢できること、特徴、お客様が得、便利と思うメリットをリストアップします。
それではリストアップしてみましょう。
④ ②のお客様の不満と③の店のメリットを対比させる
次に、お客様の不満と自分のお店のメリットを対比させます。対比させることで、本当にお客様が得するもの、自分のお店独自のメリットが洗い出されてきます。
⑤ターゲット、メリットをもとにキャッチコピーをつくりだす。
いままで、ターゲットとメリットを洗い出してみましたが、このメリットをもとに今度はいよいよキャッチコピーをつくりだしていきます。キャッチコピーのパターンはそれこそ何十種類とたくさんありますが、ここではよく使われているパターン3種をもとにキャッチコピーをつくってみましょう。
1,数字入れパターン
・42種類もの朝おろしたて新鮮お肉メニュー!あなたはどれを選びますか?
・1日200人前注文される新鮮ホルモンが半額
・お客様アンケートで300人中286人(95%の人が)がうまい!といった新鮮ホルモン
2.体験コメントパターン
・登場!いままで食べたことない旨味MAX食感サクサクの新鮮ミノ
・こんなに安心して新鮮なお肉をたべられる焼肉店なんか知らなかった!
3.お悩み解消パターン
・いままで食べたことのないお肉の種類を取り揃えました!
・明るい女性スタッフが迅速接客!お肉を食べることに集中してください。
・新鮮で安全なお肉を食べたい人。当店が解決します!
と、3つのパターンでキャッチコピーをつくってみました。
この3つのパターンで書き出したコピーを組み合わせるとまた違ったコピーもできますので試してください。
最後に、もう一度キャッチコピー作成のコツをおさらいしましょう。
ターゲットをはっきりさせ
↓
そのターゲットの不満をリストアップ
↓
お店のメリットをリストアップ
↓
対比
↓
3つのパターンに落とし込み キャッチコピー作成
ぜひ、このメソッドをつかってあなたのお店独自のキャッチコピーをつくってチラシに利用してみてください。必ず反応率が変わってきますよ。