先日、秋田市のとある医療法人様から、採用パンフレットを作りたい旨のお問合せをいただきました。
実は、採用パンフレットを作りたいというご相談は、半月で既に3件目を数えていました。
これだけ短期間で、同じようなご相談をいただくことは珍しいので、
注目度の高いコンテンツであることを再認識いたしました。
企業のブランドを表現し、求職者の関心を惹くために
とても重要な役割を担う採用パンフレットに関して
今回は深掘っていきたいと思います。
「会社案内パンフレットはあるけど、採用パンフレットは内製している」
そんな採用担当者の方にぜひ見ていただきたい内容となっております。
採用パンフレットの役割
企業ブランドの表現
採用パンフレットは企業のブランドイメージを伝える効果的な手段です。
デザインテイスト、カラー、フォントに統一感を出すことで、
求職者に一貫したブランドイメージを伝えることができます。
手に取る実感があるからこそ、Webページ上では伝わりにくい存在感を印象付けることができます。
応募意欲の喚起
魅力的なデザインとコンテンツが盛り込まれた採用パンフレットは、
求職者の興味を引き、応募意欲を高めます。
例えば高級感のある用紙を使って他にはない手触りにして印象に残すことができます。
現代人はデジタル疲れしている人も多いのでリラックスした状態で情報を渡せる効果もあります。
差別化の実現
競争が激しい採用市場において、他社との差別化を図るために採用パンフレットは有効です。
紙媒体はじっくりと読んでもらいやすいため、企業のストーリーを読ませることができます。
社員のインタビューや将来のビジョンなど、読みごたえのある内容を盛り込むのも一つの手です。
盛り込むべきコンテンツ4選
では、採用パンフレットにはどのようなコンテンツを盛り込むべきでしょうか?
下記は、就職活動を行う学生がどのような情報を求めているかを尋ねたアンケート結果です。
実際の仕事内容を知りたいという意見が圧倒的に多くなっています。
ちなみにこれ以外には「転勤や異動について」「教育や研修制度について」といった回答が多くありました。
出典:株式会社ディスコ、<確報版>3月1日時点の就職活動調査 ~キャリタス就活2024 学生モニター調査(2023年3月)
①企業理念と代表メッセージ
企業の基本的な考え方を求職者に伝えるパートです。
一般的に、会社理念・代表者メッセージといったコンテンツです。
企業が大切にしている考え方を表すことで、
それに共感した求職者からの応募が得られるのは双方にとってメリットです。
ただし、抽象的な内容だと他社との違いが分からず印象に残りにくくなります。
具体的なエピソードを取り入れるなどして分かりやすくまとめましょう。
②事業内容
アンケートにもあったように、事業内容は求職者にとって最大の関心事です。
入社してからの働き方がイメージしやすいように具体的に記載しましょう。
コンテンツ例
・提供している商品やサービスの内容
・部署ごとの仕事内容
・社員の1日の働き方
これを知ることで求職者は企業の全体像を知ることができますし、
自分のスキルや経験がどのように役立つかをイメージできるようにもなります。
③先輩社員のインタビュー
先輩社員の声を通じて、職場のリアルな雰囲気や日常の業務内容が伝わります。
これにより求職者は自分が働くイメージをしやすくなります。
現場社員の働く様子に魅力を感じられれば入社意欲を高めることもできます。
実際の業務内容以外にも、社内の雰囲気やチームでの仕事の進め方などは
企業理解をより深める助けとなります。
また、入社後のミスマッチを防ぐためにも良い情報だけでなく、
厳しい面などについても隠さずに記載することが好ましいと言えます。
④待遇・福利厚生
こちらも上記アンケート結果でも上位の項目です。
求職者は他の企業と比較して吟味したいと考えている部分です。
育児休暇やリモートワークの可否など、
他社と差別化できる内容を漏れなく明記しましょう。
さいごに
今回は、採用パンフレットについてお話ししました。
企業の魅力を効果的に伝え、優秀な人材を引きつけるための強力なツールです。
最新の情報を発信したり、より詳しい情報を網羅できるWebサイトと併用することで
その価値はますます高まります。
御社が求める人材とのマッチングを果たせますようお祈りしております。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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Written by JUNE