梅雨の時期で天気もスッキリせず、なんとなく気持ちの重い月ですね。
なぜジューンブライドと言われるのか未だに分かりません。天気悪い率高いのに。
さて突然ですが、最近皆さん生成AIを活用してますでしょうか?
「AIってなんだかよくわからなくて怖い」、
「自分には関係ない」
そう思っている方も多いかもしれません。
もし、あなたがこのように考えているとしたら、実はその考え自体が本当に怖いことかもしれません。
なぜなら、生成AIの進化と普及は想像以上のスピードで進んでいて、AIを使わないことのリスクは、AIを使うことのリスクを遥かに上回るかもしれません。
日本の生成AI利用率は世界的に見て低い

一方、米国では「過去使ったことがある」人が46.3%、英国では39.8%、ドイツでは34.6%と、日本と比べると何倍もの差があります。さらに、中国では「使ったことがある」人が56.3%に達しており、調査対象国の中で最も高い利用率を示しています。
これらの数値から、欧米諸国や中国では、少なくとも3割以上の人が実際に使ってみた経験があることがわかります。
生成AIの利用が進まない理由
では、なぜ日本ではここまで生成AIの利用が進まないのでしょうか。その背景には、「使い方がわからない」「生活に必要性を感じない」「リスクが気になる」といった慎重な姿勢が根強くあります。
実際、総務省の調査でも、使い方や活用イメージが湧かないことが生成AIの利用に消極的な理由として多く挙げられています。

“知らないまま”はすでにやばいかも?
人間はしばしば現状を維持しようとする傾向があります。失敗や損失を回避したいという強い気持ちがあり、たとえ変化によって得られるメリットがわかっていたとしても、未知のものには不安を抱き、必要以上に恐怖してしまうものです。 しかし、「使い方がよく分からない」「生活に必要性を感じない」といった理由で生成AIを知らないまま過ごしてしまうと、使わない以上の恐怖をうむかもしれません。
時間のムダ遣い
これまで企画書作成やレポート作成に数時間かかっていたものを、AIに任せれば数十分で制作可能です。「なかなか進まない…」と悩む時間が、そのまま機会損失になっている可能性があります。情報格差(ギャップ)が広がる
周囲の同僚が先に生成AIを活用し始めると、自分だけが取り残されている感覚を覚えるかもしれません。AIツールを使いこなせている人と使っていない人で、作業の質・スピード・提案力には大きな差が生まれます。同じ業務内容でも、AI活用者は短時間でアウトプットでき、上司やクライアントからの信頼度・評価が高まっているなか、使いこなせない人は「なぜこんなに時間がかかるのか?」と疑問を持たれ、もしかしたら評価が下がっているかもしれません。
新しいアイデアやチャンスを取りこぼす
生成AIを利用することにより、「こんなことも実現できるかも」「ここをAI繋げれれば効率化できるかも」という発想自体がなかなか生まれず、思わぬ新しいアイデアやビジネスチャンスを取りこぼしてしまう恐れがあります。ここで挙げたものはあくまで一例ですが、AIを使わないことは単なる手間や不安の先送りではなく、時間・情報・アイデアの面で大きな損失につながっている可能性があることは理解できたかと思います。
まずは「おはよう」と言ってみよう
「そうは言っても、どう使えばいいかわからない」大丈夫です。まずはどんな生成AIでもいいので登録して触ってみましょう。
ChatGPT、Gemini、Claudeなどいろいろありますが、基本的には無料で使えます。
チャットの入力欄に「おはよう」と入れてみてください。
そうすると大体のサービスは
「おはようございます。今日はどんなことをお手伝いしましょうか?」
みたいな文面が返ってきます。
あとは会話をしていけばいいだけです。
手伝ってほしいこと、お願いしたいことをいれるだけです。 「〇〇のような内容のメールを送りたいんだけど、メール文作れます?」
「企画書を作りたいんだけど、ひな型をつくってくれない?」 触っていくうちに様々な使い方が思い浮かんで来ると思います。
実はそもそも触ってみないことには使い方なんて思いつかないんです。
使い始めるちょっとの勇気で、使い方は無限に広がります。
好きなあの人に「おはよう」って声かけるよりよっぽど気楽です。
いかがでしたでしょうか。
最初の一歩は少し勇気が要りますが、その勇気を出してAIと会話してみるだけで、新しい世界が広がります。
「おはよう」から、明日には仕事や学び、趣味に活かせるヒントや使い方がきっと見つかるはずです。 「まずは触ってみる」ことが、生成AIを使いこなすための最短ルートです。怖がらずに、ぜひ気軽にチャレンジしてみてください。一度でも体験すれば、その先に待っている可能性にきっと驚くことでしょう。