先日、福岡に行く機会があり、福岡空港を利用してきました。福岡空港と言えば、言わずと知れた九州の空の玄関口で、市街地に近い空港としても有名です。
秋田から行った私にとって、福岡空港の離発着の多さには目を見張るものがありました。
さすがに羽田と比べたら少ないのは分かりますが、気になったので調べてみました。
年間発着回数(2013年度)ですが、17万4246回と、羽田の40万7280回、成田の22万7834回に次ぐ堂々の3位と言う事でした。さらに、羽田には4本、成田は2本の滑走路があり、それぞれ滑走路1本あたりの年間発着回数は10~11万回程度。滑走路1本でみると、滑走路1本当たりでは福岡空港の発着回数は圧倒的に日本一でした。しかも、福岡空港は近隣に住宅地があるため、滑走路の運用は午前7時~午後10時までの15時間のみとなっています。1時間あたり約30便、計算上は実に2分に1本のペースで離着陸が行われているという、世界でも超過密なスケジュールで運用されている空港だと言う事が分かりました。
福岡の街を移動していても、常に上空に飛行機が飛んでいるのも納得です。
帰りに時間があったので、下月隈1号緑地と言う福岡空港滑走路の南側に位置する公園に立ち寄って、間近で離発着を見てきました。離陸したと思ったら、着陸体制の飛行機が見え、着陸したと思ったら、離陸して行くと言った感じでした。
帰りに搭乗したボーイング777の機内スクリーンには、離陸のライブを映し出していました。離陸後すぐに脚を格納するのですが、そのタイミングで前方用と下方用の2台のカメラが切り替わる仕組みになっています。下方用に切り替わった瞬間、僅かでしたが先ほどまでいた、公園が映し出されました。
あー福岡を離れるんだなと言う思いと、また来たいと言う思いに駆られたフライトでした。
written by ひろ
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