色を表現(再現)する職に長い間、携わってきました。
そのための一つの方法としてプロセス印刷があります。
プロセス印刷とは、黄・Y(イエロー),紅・M(マゼンタ),藍・C(シアン)の3色に、3色だけの混合だときれいな黒が表現できないので、墨・K(ブラック)を加えた4色のインクで印刷する方法です。
パンフやチラシなどの写真や色部分を拡大していくと、細かい点で表現されているのが解ります。
それぞれの色(0%〜100%)を重ね刷りすることで、豊かな色を再現しようとしています。カラー印刷(写真も綺麗に表現)というと通常この方法です。
金・銀・蛍光色(蛍光ピンクなど、プロセスインクで表現ない色領域)は、始めから調合されたインクで表現します。このインクを特色(スポットカラー)と言います。
1色や2色印刷、プロセス印刷(4色)表現の幅を広げるための補色として使われます(5色印刷・6色印刷…)。
・・・奥が深すぎて、まだまだひよっこだなあ・・・なんて、思ったりするこの頃です。
さて、今日も琥珀色を探しにでかけますか?(なんてうそうそ、透明で薄める甲類のあれですよ)。
written by taka
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