とりあえず “雪だるま” は作らないとね!
雪が降ると意味も無く楽しくて、しゃぶろ(シャベル)片手に雪と戯れていました。
“かまくら”もそんな雪遊びのひとつ!
近所の悪ガキどもが集まって作り始めます。
まだスノーダンプなんか無い時で、小学生の集まりですから雪集めも一苦労です。
屋根の雪下ろしで溜まった雪など、集めては踏み固める作業を繰り返し積み上げていきます・・・雪の山みたいになるのですが。
頃合いを見てある程度の高さになったら、形を整え穴を掘っていきます。
下手をすると崩れたり上部天井が落ちてきたりします。重い雪の塊です、大きくなると危険なのです。
そこに、気に掛けて見てくれていた大人(じいさまとか)の登場!
「かして見れ」とか言いながらしゃぶろを取り上げ仕上げをしてくれます。
自分たちで最後まで仕上げたい気持ちもあるのですが、もうクタクタに疲れているところなので「助かった」状態です。
あとは夜の大イベント、お菓子やあまえこなど持ち寄って楽しみ会の始まりです。
・・・と、そこへ「おめだあどえべ!えさえって休め!」かなんかいいながら、かまくら作りを手伝ってくれた大人たちが酒とつまみを持って集まってきます。
え〜まだまだ とか思いながらも、大人たちに楽しい席を譲り、子供達の会は終了となります。
その楽しんだかまくらは次の日惜しげも無く壊されます。
そのままにしておくと、子供たちがまだまだ中に入って遊びたいので、危険この上ないので壊されます。
あっという間にただの雪の塊に・・・。
思い出は尽きないのですが、今は“かまくら”の中で一杯やっているつもりの今日この頃、誰か一緒に“かまくら”作って一杯やりませんか!
written by taka
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