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6月頃の話です。

近所の道を車で走っていた時、ふと目前に長い棒のようなものが。前日の風で落ちてきたのかと思いながら近づいていくと、そこにはカルガモの親子が!?

緊急ブレーキ!!

左の田んぼから上がってきたようで、車が近づいても一向に進む気配がありません。立ち止まったまま・・。

親ガモは、行こうか戻ろうか、迷っている風に左右に首を振って動きません。後ろには子ガモが6羽ほど。親ガモの後ろにピッタリとくっついて、次の行動を待っている状態。

クラクションを鳴らそうか迷っていると、対向車がやってきて、ようやく決心して前の民家に歩いていきました。

危うく子ガモを轢くところだった。ひと安心。それにしても、こんなところでカルガモの親子が見かけるとは。幸運なのか、なんなのか。

出典:カルガモ親子 花壇から水田へ 茨城・取手 毎日新聞

まさにこんな感じ。

 

今回のメインはカルガモではなく、戦後について。

8月15日は終戦記念日であることから、終戦記念関連のニュースや式典、ドキュメンタリーが数多く報道・放送されました。

暑い夏=終戦記念日=戦争の悲惨さ、という図式が定着して、毎年この時期は「火垂るの墓」を見たときの痛烈な痛みを思い出します。

もちろん、戦後生まれであり、戦争はテレビや映画でしか経験していないはずなのに、

汗臭い兵隊服や爆撃の騒音、心臓が破裂しそうな緊迫感が、あたかも経験したかのように蘇ります。

戦犯を英霊として祀った靖国問題や他国の忠告を無視して不当に中国に侵攻した日本の責任論は、話せばきりがありませんし、訳知り顔をそれらについて語るつもりもありません。

もっとも関心があるのは、あの焼け野原から如何にしてGDP世界第3位(名目上、一人あたりは第26位)にまで上り詰めたか、という点です。

そのエネルギーの発路と起点、何もない所から造り出してきた想像力。今の日本人、サラリーマンにもっとも欠けている点です。

戦後を支えてきたのは、政治家でも、アメリカでもなく真摯に仕事に向き合ってきたサラリーマンだと思う。

焦土と化した東京

出典:東京大空襲 – wikipedia

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