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当社所在地のある秋田県横手市には古い歴史がありまして、

私が卒業した横手市立鳳中学校の近くには、大鳥井山遺跡という国指定史跡があります。

そしてここには、奥州藤原三代の始祖、藤原清衡が一時住んでいたという説もあります。その理由はこの史跡に現存している土塁が、中尊寺の土塁と酷似しているからです。

また、asahi.com 2010年3月2日の記事によりますと、いままで、山城の出現が14世紀の南北朝の頃といわれていたのが、200年も以上も前に、ここ大鳥井山に築かれていたということです。

城郭史を専門とする奈良大の千田嘉博教授は

「規模は戦国時代の城に匹敵します。すさまじいものですね」

「土でつくる城の最高レベル。15~16世紀にならないと出現しないとされてきた構造です」と言われております。

「文書には残らなかった歴史が東北にあった。京都など都市中心に考えられてきた武士団誕生の歴史についても見直しが必要でしょう」と放送大の五味文彦教授もお話されております。

歴史のロマンですね。いつか、このような郷土の誇れる歴史をパンフレットなどにして子どもたちに教えていくのも、当社の事業として行いたいとおもっております。

0705

written by 福ちゃん

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