noteで書く

WEBディレクターのHGです。

皆様には日頃より格別なご愛顧を賜りまして、誠にありがとうございます。

さて、弊社は誠に勝手ながら2017年12月30日(土)~2018年1月4日(木)まで年末年始休業とさせていただきます。
皆様へはご不便をお掛けいたしますが何卒、ご理解いただきますようお願いいたします。

 

 

冬も本番を迎え…

雪道ビギナーの私にとって出勤・退社・顧客訪問と常にスリップへ怯えながら魂を削られる日々。
会社に着けば眠気と闘いながら頭がホワイトアウト状態(英名:white‐out syndrome)。

気が付けば17時を回り、Time upまで残りわずか。
毎度、9回裏ツーアウトで5点を追っているような状態です。

そもそも「道路が滑る」ということが一番の原因となっているわけで。
仕事でスベって…帰宅の車でも滑ってたら、もうやってられませんわぁぁぁぁ(心の叫び)。

 

 

 

そもそもなぜ、凍結した道路は滑るのか?

それはまぁ…氷だからでしょ?

ノンノンノン。

実は乾いている氷は滑りません。(100%滑らないってわけじゃないですよ)
例えば冷凍庫から氷を取り、手に乗せるとしばらくの間は指で持っても無問題。
ところが時間がたつにつれ、氷の表面が解け始め水の膜ができ滑りやすくなります。

これと同じことが、冬の路面でも起きているのだそうです。

 

 

「氷」が解けるのは気温のせい!?

水の膜ができる原因は、気温による熱だけではありません。

圧力を受けると氷の結晶が崩壊し、0度以下でも水になります。(※所説あるようですが)
スケートシューズやスキーなどもその原理を応用しています。
つまり接地する面積を小さくし、荷重による圧力を高めて刃が触れている部分の氷を溶かし、スイーっと軽快に滑るようにしているのです。

車のタイヤも同様です。
接地している面積は1本のタイヤあたり、はがき1枚くらい。

そのわずかな面積で数トンある自重を支えているので、接地面には大きな圧力がかかっています。
つまり、外気温が0度以下であっても圧力によりタイヤに接した氷は解け水膜ができているのです。

この水膜がタイヤと路面との摩擦を小さくし、スリップの要因となります。

 

 

氷の種類によってもスベリが違う!?

滑りやすさ(ドリフト的な意味で)を示す数値として摩擦係数というものがあるそうな。

摩擦係数とは、二つの物体(路面とタイヤ)の接触面に平行にはたらく摩擦力と、その面に直角にはたらく垂直抗(≒自動車の重さ)の比で、値が小さいほど滑りやすいということらしいです。

う~ん…なるほどわからん。

つまり、気温が高い日だけではなく、車の自重で圧迫されたら氷が解けて水膜になり、摩擦係数が小さくなりますよ。
ってことでしょうか。

さらに、氷の結晶のサイズも摩擦係数に影響を与えるそうです。

例えばトイレに起きたら「寒っ!!」て感じになる朝。
急激に気温が下がった時にできる短時間で凍った氷は、結晶が大きく育つ前に固まるため、結晶が小さく不規則になるらしく、結晶が小さいと結合面が多く空気などに触れやすくなるため、結晶の大きな氷よりも解けやすくなるそうな。

なるほど!わからん。

 

 

宿敵!!「ミラーバーン」「ブラックアイスバーン」

水膜ができている路面よりも乾いた圧雪路のほうがブレーキの利きはよくなりますが、常に凍結しているとは限りません。

一番滑りやすいのは、先に書いたように少し解けて濡れている路面です。例えば、踏切や交差点などで見られるミラーバーンは、車の自重を受けた圧力やエンジンやマフラー熱で「解けた氷が再び凍る」を繰り返しながら、ブレーキをかけた時のタイヤによって磨かれて(なんたるマッチポンプ)トゥルトゥルになった状態です。

また、「ブラックアイスバーン」にも注意が必要です。

一見、濡れた路面のように見えますが、実は透明な氷が道路を覆っている状態で、雨の路面と同じ感覚で走行していると、ハンドルを取られかねません。

 

 

水膜を取り除いて氷結路面に密着!

摩擦係数を高めるには、水膜を取り除き、氷を乾いた状態にする必要があります。

スタッドレスタイヤが冬の路面でスリップを防ぐのは、この「水膜を取り除く」効果があるからだそうで…
つまり、タイヤに刻まれた深い溝と横溝が水膜を取り除き、路面とタイヤとを密着させているのだそうです。

スタッドレス=命綱

買いたい時が買い替え時。
すり減っているようなら新しいスタッドレス、、、いかがでしょう。

 

・・・
・・

完全にスタッドレスタイヤの宣伝になってしまいましたが…
いかにタイヤが優れていても運転がへっぽこなら効果は半減。

そんな私は部屋に引きこもって「こたつ」でamazonが最強です。
人に寄り添い、優しいぬくもりと安心感で包み込んでくれる「こたつ」

会社にもこたつがあれば…

そもそも「こたつ」っていつからあるんでしょうか…?

 

 

 

 

室町時代からこんにちわ。「こたつ」の歴史

こたつの起源は室町時代までさかのぼります。
室町時代といえば…
後醍醐天皇が都を追われ足利尊氏が代わりに入京した年より、第六天魔王 織田信長が足利義昭を京より追放するまで。
実に230年以上の歴史があり、山名氏と細川氏のお家騒動が発端となった応仁の乱や、太田道灌による江戸城築城、能楽の世界では観阿弥・世阿弥が登場し、ザビエルが鹿児島に上陸したのもこの時代です。そんな激動の時代に生まれたとされる「こたつ」の歴史をざっくりご紹介します。

※諸説あるうちの一説程度にご覧ください。

 

 

日本人の生活にフィット!こたつはイイ!

なぜ日本でこたつが生まれたのか?
どうやら家屋の考え方に関係していたようです。

日本の家は風通しが良いように作られていました。
鎌倉時代、吉田兼好が執筆した「徒然草」の中の一節に…

「家の作りやうは、夏を旨(むね)とすべし。冬は、いかなる所にも住まる。暑き比(ころ)わろき住居は、堪え難き事なり」

という有名な随筆があります。

「家は夏に合わせて作ったほうがいい。冬はどこでも住めるから。暑い家に住む方が耐えられない。」
というような意味合いでしょうか。(タブン)

私も「暑いのは脱いでも暑い、寒いのは着こめばなんとかなる」と考えてしまうタイプなので、気持ち分からなくもないですが…

風通しの良さというのは、冬には一変し猛烈な隙間風となります。
断熱材などもなく、気密性に乏しい当時の日本家屋は冷たい風が入りこみ…
さらに冷たい空気は下に溜まりやすく、足元を強烈に冷やします。
床に座るという日本スタイルがさらに下半身の冷えにつながったことでしょう。

部屋の空気ではなく、寒い下半身を直で温めるこたつは日本の住環境にフィットしたものだったようです。

 

 

囲炉裏の上に服をかぶせたエクストリーム仕様!?

室町時代のこたつは、熱源として囲炉裏を使っていたそうです。
それも消えかけの炭に灰をかぶせ、囲炉裏の上に脚のついた台を置いて、布団をかぶせるというもの。

だいぶ、エクストリームなスタイルですよね。
こたつ入口の開け閉めで灰が舞い散るのはもちろん、火事も怖いような…

江戸時代に入ると囲炉裏の上にやぐらを組み、布団をかぶせる「やぐらこたつ(別名:高こたつ)」や、腰を掛けて座れるように床をさらに深く掘った「腰掛けごたつ」なども登場しました。
もちろん、囲炉裏ありきなので今のこたつのように移動させることはできません。

居たい場所に移動できないのは不便ですよね。

自分が侍だったら、絶対に暖かいところでゆっくり刀の手入れしたいですもの。

 

 

拙者待望の?可動式こたつと掘りごたつの誕生

「やっぱり動かせた方がイイ!!」

江戸時代の市民(?)からそういった声が多かったのかどうかはわかりませんが…
火鉢とやぐらを組み合わせた可動式こたつが誕生しました。
しかし、持ち歩くことはできても熱源が炭なので、火力の調整が難しく温かさが長続きしないというデメリットがあったようです。

ちなみに「掘りごたつ」は明治時代、正座が苦手なイギリス人陶芸家のバーナード・リーチによって考案されたと言われています。
熱源が木炭や炭団(たどん)だったらしく、やけどの危険や一酸化炭素中毒を起こす可能性もあったそう。

この一酸化炭素中毒の危険は木炭から豆炭に変わる昭和中期~後期までつきまといます。

う~ん…

 

 

真打登場、電気ごたつ!!

今では主流の電気ごたつは大正時代の誕生とされていますが、一般家庭に普及したのは戦後のことだったそうです。
やっと一酸化炭素中毒の危険性から脱出!
火事や火傷の可能性もグっと低くなりましたね。
最近では単に暖房器具としてではなく、インテリアとしてのこたつも登場しています。

 

 

進化と変化を続ける「こたつ」

ある時は暖房器具として、ある時はインテリアとして、そしてまたある時は私のようなグータラ人間製造機として。
日本人の生活スタイルと共に変わり続けるこたつ。
2018年に思いを馳せながら、この冬はこたつにamazonタイムセールなんていかがでしょう。

 

 

アイ・クリエイト=こたつ

人に寄り添う家電の鏡、こたつ。
時代に合わせ、熱源が炭から電気に変わったように…
アイ・クリエイトも皆様へ寄り添い、常に変化し続けるこたつのような存在でありたいと、心の社訓にプラスして本年を〆させていただきます。

まだまだ寒い日が続きます。
皆様におかれましては、くれぐれもご自愛いただき、希望の新春を迎えられますことを社員一同心よりお祈り申し上げます。
2018年もより一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げまして、年末のご挨拶に代えさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

・年内最終営業日
2017年12月29日(金) 午前8時35分~午後5時35分

・新年営業開始日
2018年1月5日(金) 午前8時35分~午後5時35分

※電話でのお問い合わせ
2017年12月30日(土)~2018年1月4日(木)は休業とさせていただきます。

※問い合わせフォーム/メールでのお問い合わせ
年末年始休業期間にいただきましたお問い合わせにつきましては
受信はいたしますが、1月5日(金)より順次対応させていただきます。

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