AKITA Solution Magazine vol.17〔2017.11.8〕少数派を除外すべからず

////////////   目次   /////////////////

・ごあいさつ………………… 秋採用を考える
・最新ニュース……………… 秋田県内の有効求人倍率(平成29年10月31日発表)
・特集………………………… 少数派を除外すべからず
・合同説明会情報…………… 11月の合同説明会をピックアップ
・編集後記…………………… 新しい構造不況にみる人手不足

■ ご あ い さ つ ━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

『転職市場の実状』 written by 岸

11月に入り寒さも厳しくなってきました。
徐々に冬へと近づいてきているように感じる今日この頃です。

さて、今回は9月の下旬、10月中旬に秋田市で行われた採用支援セミナーで
お聞きしたお話をみなさんにもご紹介したいと思います。

みなさんは、採用活動をする際にどのような人材が欲しいと考えていますか?
若くて、戦力性があって専門性もそなえてて…など
やはり、経験豊富な方が欲しいと思いますよね。

実はこういった戦力性・専門性を有している若者(企業にとって最も欲しい人材)と
いうのは現在の転職市場にはほとんど存在しません。
なぜかというと、こういった方々は現職で十分だと思っている人が多いからです。
逆に、未経験・キャリアチェンジ希望の若者が現在の転職市場に最も多く存在しています。
この方々は未経験だからこその伸びしろがあり、ポテンシャルが高いと言われています。

この実態から業界・業種未経験&転職初めて層もターゲットとして視野にいれることを考え、
人材教育の体制も見直していくことが重要となってきます。

では、業界・業種未経験&転職初めて層もターゲットに入れたとして
どうやって採用をすすめればいいのか知りたいですよね。

未経験&転職初めて層は不安を抱えています。
主に、
〇自分のやりたいことが不明瞭
〇志望動機が抽象的
といったことです。
この不安をなくしてあげることが採用の上で最も重要で、
我々企業側が転職者の採用活動をアシストしてあげる必要があります。
だから、
〇募集があったからと言っていきなり面接(選考)をしない
〇ボーダーを満たしていないからといってすぐ不合格にしない
この2つが、採用を成功させるための重要な考え方となります。
また、転職者に明確な志望動機を持たせてあげるために、会社説明や面談の場を設けることで
よりよい採用活動につなげていく事ができると思います。
企業側の受け入れ体制をしっかりと整えることで、求職者に選ばれる企業へと変わることができのではないでしょうか。

ぜひ、みなさんも今までとは違う採用活動を心掛けてみてはいかかでしょうか。

 

■ 最 新 ニ ュ ー ス ━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

『秋田県内の一般職業紹介状況(平成29年10月31日 秋田労働局 発表)』

【概  況】
○秋田県内の求人数    24,343人
○就職希望者数      16,129人
○秋田県の有効求人倍率  1.37倍

平成29年9月の一般職業紹介状況をみると、有効求人倍率(季節調整値)は1.37倍
となり、前月を0.03ポイント上回った。(全国平均は1.52倍、前月と同水準)
有効求人数(季節調整値)は前月に比べて0.8%増加、有効求職者数(同)は1.6%減少した。
雇用保険受給者実人員は、前年同月に比べ2.7%減少となり、同比52か月連続で減少した。
県内の雇用失業情勢は、改善の動きが続いている。

■ 特 集 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

『少数派を除外すべからず』 written by 佐藤(義)

前回の続きになります。

3.多数派に入れない少数派
アメリカにはWASP(ワスプ:ホワイト、アングロ・サクソン、プロテスタント)
という言葉があります。白人エリート保守派の支配層を指す言葉ですが、一部
揶揄した表現になっているのも事実です。
WASPであれば、支配階級に入りやすく逆にWASPでなければ努力しても差別される
などと言われているようです。
しかし、これらは公民権運動や女性解放運動などで随分とマイノリティ(少数派)
の権利も認められ、社会に認知されるようになってきました。
そして、日本でもこのマイノリティに似た支配層があります。それは採用活動に
おいてもしばしば差別として表れます。
例えれば、次のようなものです。
◎ 一流大学卒
◎ 体育会系
◎ 男性
あえて説明するならば、一流大学に合格できるだけの学力・知識があり、体育会系
で縦割り社会になじみやすい傾向があり、結婚や出産で退職することがなく、仕事
への忠誠心・責任感が高い男性、これらが保守的な日本の大手企業では、高く評価
される要素です。

逆に上記に当てはまらない人、あるいは日本社会ではマイノリティと判断される人は、
能力があっても大手企業への就職は若干困難になると言わざるを得ません。
例えるなら次のような人たちです。
◎ 地方大学・専門学校卒
◎ 浪人留年経験者
◎ 女性
上記の人たちは、能力が十分であっても同程度の人と比較した時、ややマイナス評価
を受けがちです。採用試験において、志望する企業に不合格だったり、自信を失ったり、
いつまでも就職が決まらないことが多いようです。特に性別を採用基準にする企業は
少なくありません。
企業は、上記のようなマイノリティを採用基準から除外すべきではありません。
むしろ、積極的に採用すべきなのです。
そもそも仕事をするにあたって、性別や出身などあまり関係がありません。このような
人たちの中には、差別されることをバネにして、飛躍的に成長するハングリー精神に
富んだ人たちも大勢います。
今こそ、「可能性を秘めた人材」と言い換えるべきなのです。

 

■ 合 同 説 明 会 情 報 ━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

合同説明会情報は、発表されておりません。
各WEBサイトをご確認ください。

◎リクナビ2019
https://job.rikunabi.com/2019/?isc=r9rcnz00003

◎秋田県就活情報サイト
https://kocchake.com/

◎合説どっとこむ!
https://www.gosetsu.com/2018/

◎秋田県公式サイト
http://www.pref.akita.lg.jp/

◎大卒就職情報WEB提供サービス
http://job.gakusei.go.jp/

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

『新しい構造不況にみる人手不足』 written by 佐藤(義)

人材不足、採用難・・・最近目にタコができるほどたくさんのニュースが溢れて
います。
忙しいのに人手が足りない、昔からよく聞く言葉です。しかし、最近はそのトーン
も違ってきています。地方では、相変わらず経済活動は尻すぼみで、景気指数は芳
しくありません。一方、大商圏を抱える都市圏では、倒産件数が2ケタ増だという
のです。
全国平均では、0.1%増の倒産件数もあくまで平均値であり、実状は、都市圏での
倒産件数が圧倒的に増えていたのです。

「人手が足りない!」で倒産も。日本をダメにする新たな構造不況
https://goo.gl/TFhGQ3

「忙しくても、ある人材でなんとか切り盛りできた」
「忙しいのは、時期的なもの」
これが今までの会社のサイクルでした。しかし、今では人材不足が会社の経営
を左右させるところまで深刻化しているようなのです。

そこで東京都内の経済情勢を見てみると、「回復している」とあります。

東京都経済情勢報告
https://goo.gl/tRp3Kr

にもかかわらず、倒産傾向が顕著に見える。これは、私たちが味わったことの
ない状況です。

大げさに言えば、この構造不況に水面下では、新たな地殻変動が起きている、
ということでしょう。
いえいえ、大げさではありません。求人広告に数十万円投下しても、すぐに
辞めてしまう、思うような人材ではなかった。そんなことが日常で起きている
今、私たちを取り巻く状況は、私たちが思っている以上に厄介なのです。
人材不足は、会社が一丸となって取り組む一大事業なのです。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回の「AKITA Solution Magazine」も宜しくお願いします!

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