集客に役立つチラシ虎の巻 第8回 〜さあどっち!新聞折込とポスティング〜

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せっかく良いチラシをつくっても、配布方法が悪ければ集客につながりません。自分の対象のお客様のことを想定してより良い配布方法を見当しましょう。チラシの配布方法は様々ありますが、大きく分けて4つあります。

○新聞折込

○ポスティング

○ダイレクトメール(DM)

○手配り

の4つですが、それぞれ特性がありますので今回は新聞折込とポスティングについて説明いたします。

【新聞折込】

新聞折込はターゲットが比較的高齢の方や、主婦そしてファミリー層へのチラシに向いています。また、毎日配布されるものなので、読者側がチラシを読むことが習慣化されていて、すぐには捨てられず保存性が比較的高く、閲覧率も高い特性があります。また、配布日を日曜日から土曜日とほぼ毎日指定できることもメリットのひとつです。

しかしながらデメリットもあります。エリアのセグメントは販売店ごとになっているため、一つのエリアが広く細かく指定できません。また、新聞の購読者以外には届かないため、ターゲットの年齢層を絞ることもできません。また、前段で保存性のメリットがあるとは述べましたが、持続的な広告効果は望めないデメリットもあります。

【ポスティング】

ポスティングはあらゆる世帯のポストにチラシ等を投函しますので、ターゲット層は男女問わず、幅広い年齢層ということになります。ポスティングのメリットは、新聞折込とは違って町内ごとにセグメントされていますので、より細かく配布場所を指定できます。また、新聞を購読していない方々にももれなく配布できますので、新聞離れをおこしている若年層への配布もできることが強みです。また、事業所のみという指定もできますので、対企業向けのBtoBビジネスを行われている企業やお店の方にもオススメです。

デメリットは習慣性がないので、新聞折込チラシよりは保存性や閲覧率は低くなる傾向にあるようです。また、配布日が決まっていますので、配布したい日を指定できません。今現在は秋田市で行われているサービスですので、秋田市以外の方が使用できないサービスであることもデメリットのひとつです。(郵便局のタウンプラスという町内ごとに配達するサービスもあります。)そして、新聞折込と同じく、持続的な効果は望めませんが、小冊子や商品サンプルなども配布できますので、アイデアによっては保存性や持続的な効果が望めます。

新聞折込 ポスティング
ターゲット層 高齢者層、主婦層、家族世帯 男女問わず幅広い年齢層
メリット ・習慣性があり保存性が高い。 ・エリアを町内ごとにセグメントできる。
・配布日を指定できる。 ・新聞を購読していない層(特に若年層)にも配布ができる。事業所のみという指定もできる。
・閲覧率が高い。 ・小冊子や商品サンプルなども配布できる。
デメリット ・配布エリアを細かく設定はできない。 ・秋田県全域で行われているサービスではない。
・ターゲットの年齢層を絞れない、新聞を取っていない人には届かない。 ・配布日が決まっている。
・持続的な広告効果はない。 ・持続的な広告効果はない。
料 金 B4まで 3.6円(秋田市)秋田市以外4円 B4まで 3.3円

 

今回は新聞折込とポスティングのメリット、デメリットをのべさせていただきましたが、配布方法によって特性があります。せっかくチラシをつくったのに、その特性を知らずに配布をすると無駄になってしまうこともあります。限られた予算のなかで、自社のターゲットを確認して配布方法を検討することもとても重要なことのひとつといえます。

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