ゆずひこです。
さて、以前紹介した印刷用紙なのですがメジャーな紙を紹介しました。
今回は自分が今まで使ったことのある紙の中で面白かった紙・・・
「ファンシーペーパー(特殊紙)」
を紹介します。
(またニッチなものを・・・・・)
■ファンシーペーパー(特殊紙)とは?
はっきりとした定義は存在しない?のですが、
主に色や模様など柄をつけた装飾性の高い紙のことを印刷業界・紙卸売業では指します。
バリエーションが豊富で和紙のような質感のものや、キラキラのラメが入っているような紙など質感の種類が豊富なこと。
また、カラーバリエーションが普通紙と比べて豊富なのも魅力の一つです。
質感・カラーバリエーション豊富なので用途としては、
本の表紙、見返し、カバー、帯紙の装飾、パンフレット、ラベル、カードetc……
幅広い使われ方をしています。
■今まで見てきた面白い紙たち
それではゆずひこが今まで扱ったことのある紙の中で有名なものを紹介していきます。
1.レザック66
牛革風の模様と質感をもったエンボスペーパーです。
エンボスペーパーとは加工の時凹凸のある版を押し付けて、表現を持たせた紙のことです。
レザックとは「レザー(革)」+「ライク(~のような)」を組み合わせた造語で「革のような~」という意味です。
数字は発売された年数を指しています。
例:レザック66→1966年発売、レザック16→2016年発売のようになります。
主に本の表紙として使用される場合が多いです。
2.キュリアスIR
両面にメタリックな輝きとラメ感があり、光の当たり方や見る角度によって淡い虹色に変化する
美しい両面パール紙です。
※画像だとキラキラ感なくて残念です(´・ω・`)
キュリアスとは「curious=不思議な」の意味で、IRとは「イリディセント(虹色)」のことを言います。
上品な演出をしたいときやブライダルツール(招待状・席次表・席札)に使用するとかなりいいです。
3.マーメイド
人魚のさざなみをイメージして作られた紙で、やわらかな波の肌合いをフェルトマークで表現したファンシーペーパーになります。
デコボコしているので少しザラッとした手触りが特徴の紙です。
デコボコのランダムなエンボス模様がナチュラルな質感を演出しているので、柔らかな雰囲気が出ます。
写真や絵の印刷にはあまり向きませんが、DMやメッセージカードとして使えます。
4.ファーストヴィンテージ
使い古された古い紙・クラフト紙のような風合いと質感、ナチュラルな色を持つファンシーペーパー。
個人的に1番好き。
カラーバリエーションは先に紹介した紙と比べると少し少ないけど、厚さの種類が豊富。
ショップカードや名刺などに使うとかなりおしゃれです。
■最後に
いかがでしょう?
紙にはこんなにも種類があってファンシーペーパー(特殊紙)があることを知っていただけたでしょうか?
ちなみに、ここで紹介したのはほんの一部でまだまだ種類があります。
詳しく知りたい、何か作りたいと思ったら、お近くの株式会社アイ・クリエイトの方に相談してみてはいかがでしょうか(ささやかな営業で申し訳ないです)
それではまた近いうちに!
↓
~おまけ~
今年1月のメルマガで宣言した事なんですが、
ドローンを買いました!買ったのはコチラ
https://link.ai-create.net/5evH
トイドローンといわれる200g以下の初心者向けのやつです。
(200g以上は航空法に引っかかるので・・・)
かなりコンパクトで持ち運びがすごい楽!
晴れた休みの日は近所の畑で遊んでいます。
いずれ免許を取ってアイ・クリエイトで空撮できるようになるかもしれません・・・・( ^ω^)