【徹底解説】Google広告でチケット販売の広告配信

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Hello! SOLUTION MAGAZINE.

ディレクターのHagaです。




2020年。

コロナ禍となり、世の中はZoomを活用したバーチャルツアー・イベント、VRで賃貸の内見、オンライン教育など、フィジカル環境を主としていたものが非対面へと変わりましたよね。

そこから4年。

夏フェスや野外イベント、店頭イベントなど、再び対面での活動が活発になっています。

これは単に非対面から対面に戻ったという単純なことではなく、実は価値観や興味・関心の変化も起きており、コロナ化を経て「いつも当たり前だと思っていたことが当たり前じゃなかった」っということに世界中の誰もが気付き、「今」「コト」への関心が高まっています。

それは、

・今日 イベント
・一生に一度は
・やりたいことリスト

などの検索ワード増加へも表れているようです。


※出自:think with google
https://www.thinkwithgoogle.com/intl/ja-jp/marketing-strategies/search/2023-search-trend-2/


例えば、この時期は都市型・郊外型音楽フェスが多数開催されていますが、ぴあ総研によると、2023年のライブ・エンタテインメント市場規模は、コロナ禍以前を大幅に超え過去最高を更新したそうです。

出自:ぴあ総研【音楽フェス市場規模と動員数の推移】
https://corporate.pia.jp/news/detail_live_enta_fes20240618.html



フェスも“今”しか楽しめないコトのひとつですよね。

部屋で楽しむか?はたまた会場で楽しむか?

ユーザーが集う場所は様々。


では、集客や顧客管理はどうでしょう?


コロナ禍ではデジタルの比重が比較的高かったですが、5類へと移行し久しい現在。

色々な業界で実店舗とデジタルチャネルの在り方が変わり、

クロスチャネルが定番と化しています。


クロスチャネルとは集客する媒体や流入経路が複数あり、

尚且つそれがCRMなどの顧客管理システムや、

業種によっては在庫管理システムとデータ連携され、

全てのチャネルを横断しての情報管理が実現している状態と言えます。


その根本にあるのはデータです。


このデータ(ユーザーの検索データ、アクセスデータ、購入データなど)を使い、

効果的に広告を露出させる方法として思いつくものにGoogle広告やYahoo広告に代表されるリスティング広告があります。


コロナ以前からオフライン集客の手段として既に市民権を得ていますよね。


今回はその中でも特にオンライン化が当たり前になっている、チケット販売の広告配信についてご説明をします。

チケットの販売を目的とした広告配信の場合は別

通常、Google広告を配信しようと思えば、アカウントを取得し、広告設定完了後すぐに始められますが、チケットの販売を目的とした広告配信の場合は別です。
認定申請が必要となります。 まずは申請に必要な項目を確認していきましょう!

※ちなみに、イベントチケットの販売認定申請はここから可能です。

│STEP.1  基本項目を入れていきましょう


・連絡先
・会社名
・連絡先メールアドレス
・Google 広告ログイン用メールアドレス

これら基本項目を入れていきます。

│STEP.2  基本項目を入れていきましょう

・Google広告のID
・ランディングページ
・ビジネスモデルの定義

この3つを入力・選択していくわけですが、

1つ目「Google広告のID」については特に迷うことはないかと思います。

2つ目「ランディングページURL」は広告の着地先となるので、まだお持ちでない場合は用意をしましょう。

そして、3つ目の「ビジネスモデルの定義」

ここは定義が細かく分かれていますので、要注意です。

間違えないように選択してください。

│STEP.3  ドメインの所有権を証明する書類の添付と送信

・ドメインの所有権
・連絡先

連絡先については適宜、入力すればOKです。

ドメインの所有権については、google広告ヘルプページにも以下の記載がありますので確認必須。
再販チケットを販売する場合、または再販チケットにリンクする場合は、以下のいずれかを提出した場合に限り、イベント関連団体名を URL ドメインに入れることができます。

  • 広告主様の会社とそのイベント関連団体との協力関係や提携関係を示す契約書か法的文書
  • そのイベント関連団体と協力関係や提携関係があることを宣言する、広告主様の会社の弁護士または幹部が署名した書簡(会社名、住所、電話番号が印刷された社用箋を使用)
    https://support.google.com/adspolicy/answer/7577050?hl=ja


以上の項目を入力し送信すれば「認定申請」完了となります。

│承認までの期間は?なぜこんな手間が必要なの?

審査が通り申請が承認されるまでは3営業日~1週間ほどとなります。 ですので余裕をもって申し込みましょう。 これは、Googleのヘルプにも記載がありますが、 顧客を詐欺から守り、混乱が生じるのを防ぐためのフローとなります。

│申請せずに広告を始めるとどうなる?

イベントチケット販売に該当するとみなされた場合、 広告を設定しても審査落ちになります。 つまり、出稿できません。 きちんと申請をしましょう。

│承認されたらどうなるの?

申請審査が無事に通ると、Googleから認定状況の連絡をいただけます。 そこで晴れて広告を出稿できるようになります。 何事も急に始めようと思っても中々難しいことが多いです。 先を考え、事前準備が大切ですね。 備えあれば憂いなし。 この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

|さいごに

アイ・クリエイトでは様々なエキスパートがお困りごとについての施策や改善案をご提案させていただきます。

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※販売認定の要件などはGoogle広告ヘルプのイベント チケット販売業者の認定についてから確認ができます。
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