一般の人が知る機会ってあんまりないですよね。
でも、この学問、、、最強なんです。とくに集客などで。
「覚えておくと絶対損はないです」←これも行動経済学を応用した文章です。
しかも、詐欺などで悪用している人もいると言われているので、覚えておくと詐欺からの防衛にも役立ちます。
そんな「行動経済学」を多くの人に知ってもらいたい!と思い筆をとりました。
ぜひ、ブログ読んでみてくださいっ!
│ 行動経済学とは?
かんたんにいうと、心理学の理論を応用した経済学です。従来の経済学は「人は合理的な判断をする」とされてきました。
しかし、学者さん達はどうも違うぞーと気づいてきたんですね。
それは、「人は合理的な行動をとらない」
この前提のもとに生まれた学問が「行動経済学」なのです。
たとえば、、、
・そんなに気に入っていないのに、バーゲンで安くなった服を買う
・大型店でビールをまとめて買うと安いのに、ついコンビニで高いビールを一本ずつ買ってしまう。
そんな「人の不合理」を研究した行動経済学。
しかも集客やマーケティングとの相性がよく、あらゆる場面で活用できるんですよ。
│ ノーベル賞を3回も受賞
行動経済学を生み出したのは、ダニエル・カーネマンとエイモス・トヴェルスキー
どちらも、イスラエル出身の学者さん。
共同で「プロスペクト理論」(後述)を提唱し、行動経済学の手法を確立。
■2002年 ダニエル・カーネマン
その功績からダニエル・カーネマンは2002年「ノーベル経済学賞」を受賞。(エイモスさんは残念ながら1996年に亡くなられました)
■2013年 ロバート・シラー
その11年後、アメリカ出身のロバート・シラーが受賞。シラーは「市場は常に効率的ではなく、合理的でない変動をする」と分析。
ITバブルやサブプライム危機を予見したことでも有名です。
■2017年 リチャード・セイラー
わずか5年後に、アメリカ出身のリチャード・セイラーも受賞。セイラーは「ナッジ」理論を提唱。
「ナッジ」とは人が自発的によりよい選択をできるように促す理論。
たとえば、駅の階段をピアノのように音がなるようにします。
すると、人は階段を利用するようになり、より健康になるということ。
実際、スウェーデンのストックホルムで行われ、階段利用が66%も上昇。
実際の実験動画(YouTube)がこちらです。 わずか、15年間で3回もの「ノーベル賞」を受賞した「行動経済学」
現代で一番注目されている学問といっても過言ではないかもしれません。
│ プロスペクト理論とは?
損失回避の法則ともいわれる「プロスペクト理論」行動経済学の基礎ともいえる法則です。
理論の内容は、かんたんに言うと
「人は得した喜びより、損した悲しみが大きい」
たとえば、100万円をもらう喜びよりも、100万円をなくした悲しみの方が大きくないですか?
この理論は集客やマーケティングでも活用でき、とくに見出しなどで使われることが多いですね。
・全額返金キャンペーン →損失を回避できる安心感を訴求
・知らないと損する◯◯の方法 →キャッチコピーで損失回避を訴求 プロスペクト理論
「プロスペクト理論」ぜひおぼえておきたい法則です。
│ まとめ
行動経済学とは・・・
- 心理学の理論を応用した経済学
- 人の不合理を研究した学問
- ノーベル経済学賞を3回も受賞した学問
- 「人は損が嫌い」の「プロスペクト理論」を覚えておこう。
ご興味ある方は読んでみてください。
ある程度、投稿がまとまりましたら、再度、ブログも投稿させていただこーかなーと。
できるだけ、多くの人が「行動経済学」を生涯スキルにして役立ててもらえれば嬉しいです。