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これほど美しく強い女性に出会ったことがないかもしれない。
映画の中の話ですが。
シャーリーズ・セロン主演の「Atomic Blonde」。映画のトレーラーで出会った時の衝撃は今でも忘れません。

出典:ムービープラス

初めて目にしたのはラスト間際の銃撃シーン。
KGBのスパイ要員、サッチェルとして仲間の待つホテルに時計を持って現れた彼女。黒髪が似合う彼女は間違いなくロシア系美人。仲間に時計を渡した瞬間から、戦いは始める。
銃を持った男達が彼女を取り囲む。ワインクーラーに忍ばせていた銃にゆっくりと手を触れ、静かに目を閉じる。

「私はいつか殺させるかもしれない。でもそれは今じゃない」(このつぶやくは本編では存在しない)と同時に銃撃戦が始まり、ホテルの一室は血だらけの男たちで埋め尽くされる。一瞬たりとも呼吸を許されない息を呑むシーン。

舞台はベルリンの壁が崩壊した1989年。

MI6とKGB、冷戦時代の遺物、諜報員の名前が刻まれたマイクロフィルムの入った時計を巡る、血なまぐさい戦いを描いています。

ベルリンの壁をご存知ない方はこちらへ

https://ja.wikipedia.org/wiki/ベルリンの壁崩壊

ベルリンの壁崩壊 – Wikipedia

 

強い女性といえば、「ソルト」のアンジェリーナ・ジョリー、「アベンジャーズ」のナターシャ・ロマノフ等々。
しかし、彼女達は普通の人間というよりは超人的な頭脳とチカラを兼ね備えた存在として描かれている。ヒーローとしての描き方は、凡そ劇画的と言えます。

おっと、今回はシャーリーズ・セロンだけではなく、「ストーカー」の話です。

映画監督の中でも最も尊敬するアンドレイ・タルコフスキーの1979年作品。

ご存じない方はこちらへ

ストーカー (1979年の映画)

「Atomic Blonde」の中で主人公「ロレーン」が東ドイツからCIAの仲間と合流するため西ドイツを入る。途中敵に囲まれている事に気づいた彼女が入った映画館で流れていたのが、なんと「ストーカー」だったのです。

これはなんとも新鮮で嬉しい驚きです。好きな映画の中で人生の師と仰ぐ何の作品と出会えるなどあるだろうか。
ストーカー公開が1979年、ベルリンの壁崩壊が1989年、その差10年。しかし、時代背景を十分考慮しての選択だと思われるので、そこは言わずもがな。

ロシアで生まれた映画が当局の検疫を受けて公開されるまでの時間が長かろうことは十分予想されるので良しとします。

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