補色の使い方第2弾!チラシの例に見る補色の組み合わせと効果

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こんにちは、千秋です。
以前「補色」についての記事を書きましたが、
『実は難しい!陥りやすい「補色」の落とし穴と効果的な活用方法』

https://ai-create.net/magazine/2017/06/21/complementarycolor/
今回は実際に補色を使ったチラシのデザイン例をいくつかご紹介したいと思います。

 

【塾】青×黄

まずは塾のチラシから。

『これで間違わない!広告制作に役立つジャンル別カラーイメージまとめ』
https://ai-create.net/magazine/2017/04/18/185/
でもご説明していますが、青には「誠実・理知的」という意味があります。
そのため、塾のチラシや広告にはうってつけなのです。

また、黄色は「集中力が上がる」色だと言われています。

この2つの色を補色として使うことで、相乗効果を狙うことが出来ます。
例のように、青をベース、黄色をアクセントにすると使いやすいのではないでしょうか。
逆に、黄色ベースの青文字にすると奇をてらった面白いデザインになりそうですね。

 

 

 

【化粧品】水色×ピンク

次は化粧品のチラシです。

リップの色がピンクなので、補色の水色を使うことでピンクをより引き立てることが出来ます。
水色には「新しい」という意味があるので、新商品の広告にはぴったりではないでしょうか。
また、「清潔感・爽やかさ」という意味もあります。
直接肌に使う化粧品においては、その2つは重要なアピールポイントだと言えます。

化粧品にはピンクが多く使われています。
アイシャドウ、チーク、リップ、下地、パウダーなど。
そのため、ピンクをメインカラーにすることで、このチラシが化粧品の広告なのだと表現することが出来ます。

ピンクで可愛らしい雰囲気を。水色で清潔感も忘れずに。

 

 

 

【食品】オレンジ×緑

暖色は食欲をそそる色。
そして、緑は野菜に多い色です。
この2つを組み合わせることで、美味しそうな印象を与えることが出来ます。

今回はハンバーガーのチラシに使ってみました。
他にもピザ、食品の通信販売、無添加の野菜やジュースなどのチラシにも合いそうですね。
個人的にジャンクフードが大好きなので、手が勝手に動いてハンバーガーのチラシを作っていました。
食品のチラシは、作っているうちにお腹が空いてくるのが難点ですよね。

今回は背景が白っぽいハンバーガーの写真を使いましたが、黒い背景の写真を使うと高級感が出ます。
その際は、緑をより暗く濃い色にして、かつ文字の大きさも控えめにするとより上品なイメージに仕上がります。
同じ「オレンジ×緑」という組み合わせでも、写真や色の濃度を調整することで印象を変えることが出来ます。

 

 

いかがだったでしょうか。
まだまだ例が少ないのですが、今後不定期に増やしていきたいと思いますので、ぜひ覗きに来てください。

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