最近、「オウンドメディアって意味あるの?」「お客さん呼べるの?」「何から始めたらいい?」 などなど。
お問い合わせをいただく機会が増えています。
他方で、「オウンドメディアって意味あるの?」っという質問もいただくこともあり、
そこで今回は自身の経験も踏まえ、オウンドメディアについてご紹介します。
│何故、オウンドメディアが必要なのか?
それは、
SEO対策と自社サービスを好きになってもらうためです。
当然ですが、まずは自社サイトでSEOをあげていきます。
でもそれだけでは限界がきます。
自社サイトへ何でもかんでも情報を掲載できるわけではありませんからね。
そこで+1サイト=オウンドメディアをつくります。
オウンドメディアで自社サービスに関わるキーワードでコンテンツを育て、見込み客を拾いまくり、育て自社サイト(サービス)へ送客する。
※コンテンツ=記事
※実際、自社サイトでは取れないようなビッグキーワードで集客ができたりもします。
つまり…
検索キーワードでオウンドメディアへ集客
↓
コンテンツを通して教育
↓
ニーズを満たしつつ、自社サービスへ流す
っというステップが踏めるのでCVR※も高かったりします。
※マーケティング用語一覧はこちら
│ちょっと待って!リスティング広告があるじゃない!
わざわざサイトを1つ作らなくてもGoogle広告やYahooスポンサードサーチなど。
お金を払えば誰でも出稿できるWeb広告からの集客も可能です。
が!長期的に運用するには大変です。
仮に客単価5,000円のお店が月100,000円をリスティングに使うとして、
CPC課金なので分かりやすく1クリック100円とした場合。
100,000円かけたら1,000クリック獲得できます。
そこから1%の人が購入したとすると…
客単価5,000円×10人=50,000円
これでは当月広告費分が赤字ですよね。
なので、当月の広告でお客様になった方を一見さんで終わらせず、ステップメールやオウンドメディア配信、SNSで「お得意様※」になっていただけるようアプローチし続けます。
※自社を好きになってもらって購入回数や頻度を増やすということです。
リスティングだけに頼った場合、短期的にはブーストする可能性はありますが、広告出稿から顧客のステップアップまでを半永久的に回す(PDCA)必要があり、広告出稿を止めた瞬間に集客が落ちることも少なくありません。
いつまでも入札単価やCPAに捕らわれ続けます。
競合が増えればさらに入札単価は上がりますし、自社内で本気運用するとめちゃめちゃ大変です。
その意味では、集客としても顧客育成としてもオウンドメディアのほうが後に残るので、資産性があり、長期的な運用に向いていると思います。
※ChatGPTの登場で、今後検索エンジンという仕組み自体が変わる可能性もありますが。
│オウンドメディアには何が大切?その1
【キーワード洗い出し】
何はともあれ関連性のあるキーワードを用いてコンテンツ(記事)を書いていくんですが、想定クライアントやユーザーが調べそうなキーワードをバァーっと出していきます。
1人でも2人でも、とにかくバァーっと出します。
そして、そのままキーワードに基づくコンテンツを作っていってもいいんですが…
強敵(バリバリwebにお金をかけているところ)と被ってしまうことがあります。
そこで…
なぜそのキーワードで検索しているのか?
どんな状況だから検索したのか?
っという、いわゆるインサイトまでしっかり固める必要があります。
簡単な例をあげるとこんな感じです。
新作の脱毛クリームのWeb集客を依頼された場合。
キーワードを洗い出すと…
「新作 脱毛クリーム」
「脱毛クリーム 市販」
「脱毛クリーム メンズ」
などなど。
この辺はビッグワードなので競合も多いです。
そこで、どういう場面で使うのか?
どういう状況であれば必要になるのか?
これらを踏まえると、次のようなキーワードも候補に挙がります。
「水着 新作」
「片瀬海岸 海水浴」
「デート 服」
想像してみてください。
上記のキーワードで検索するということは、どういうシチュエーションでしょう。
商品を使う可能性ありますよね?
この様にインサイトまでしっかり行った後、コンテンツを作っていくと競合も少なく集客することができます。
※キーワードはChatGPTを使って補完してみても面白いかも。
※真意性については要確認
│オウンドメディアには何が大切?その2
【内部リンク】
内部リンクは常に見直しましょう。
オウンドメディア内のコンテンツが育ってくれば、集客数はもとより集客の入り口も増えます。
多くの場合、自社のサービスに関連性のあるキーワードを用いて、コンテンツ(記事)を増やしていくことになりますが、しっかり同サイト内の別記事へリンクを張っておけば、入り口から入ってきたユーザーの回遊率があがります。
そして、いろんな記事を読んで回遊している間にユーザーはサービスへの理解が深まり、サイトへの滞在率も高まります。
回遊率が高く、滞在率も高い=Googleに評価してもらいやすい状態
SEOに有利ということです。
※アルゴリズムは定期的にアップデートしてるので、都度対策は必要になります。
│オウンドメディアだけじゃない!これもやりましょう。
オウンドメディアはSEO対策にプラスしてMEO対策も行いましょう。
MEO(MAP Engine Optimization)というのは、横手×カフェなどGoogleマップで検索したときに、お店が出てくるあれです。
・これ
↓
MEO対策をするにはGoogleビジネスプロフィール(旧googleマイビジネス)に登録しないといけません。
※Googleビジネスプロフィールについてはこちら。
細かなところまで設定ができますので、面倒がらず全て行ってみましょう。
経験上ですが、飲食やサービス業などは登録するだけで集客数の向上が見込めます。
設定が終わったら次に評価の高い口コミを集める。
特にローカルガイドと言われる、バッチ付きの口コミユーザーの方々からのレビューが多いと上がりやすいっと言われています。
・ローカルガイド
↓
もちろん、口コミが欲しいからといってステマをしすぎるとアウトです。
くれぐれもご注意を。
│結論
オウンドメディアは始めたもの勝ちです。
売りたいもの・PRしたいサービスによっては動画やSNS、短期的に提供するサービスにはリスティングもありでしょう。
その中で今回は「検索対策」として一番資産性があり、検索からの集客を見込めるものがオウンドメディアと、その手法をご紹介しました。
まずは自社サービスのマーケに基づいてキーワードを想定し、今日から早速オウンドメディアをはじめてみましょう!
もちろん、下記のような大変さもあります。
検索から流入させるためにSEO対策が必要
効果が出るまで時間を要する
施策を継続させる難易度が高め
ゆえに、オウンドメディアは意味がない?っと考える方もいらっしゃいます。
アイ・クリエイトでは「webに詳しいスタッフが社内にいない」「どんな感じでコンテンツを書けばいいかわからない」など、お悩みに応じてご相談も承りますので、ぜひお気軽にお声がけください。
そして、どの媒体でも情報を発信するわけですから、業種によっては見た目(デザイン)も大切です。
でも、頭の中にあるイメージをデザインに落とし込むって大変ですよね?
デザサポは走り書きのようなラフデザインを本格的な商用デザインへ変えることができます。
ぜひ、一度のぞいてみてください。
デザサポの記事はこちら
それではまた。
※オウンドメディア運用には様々な考えや手法があるので、
今回はその中の「1つ」としてご紹介しました。
※記事作成は音声入力がおすすめ!タイピングに比べ2~3倍以上速く、数分しゃべるだけで3000文字程度は直ぐに作成ができます。是非お試しを。