ソーシャルリクルーティング メリットと特徴

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SNSは、情報収集やコミュニケーションツールとして、日常生活の中に無くてはならない存在となっています。

それに呼応して企業もSNSを積極的に活用し、製品のプロモーションや顧客とのコミュニケーションの強化を図ることが当たり前の時代です。

採用活動においてもSNSの重要性は高まっており、自社の文化や価値観をアピールし、求める人材との関係を構築するために重要な役割を果たしています。

今回は、ソーシャルリクルーディングとも呼ばれる、
SNSを利用した採用手法について詳しく解説していきます。




SNSの活用状況



SNSでインターンシップ・就活関連の情報収集をしていますか?
マイナビ2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(10月)


こちらマイナビが2021年に行ったアンケート結果です。
60%を超える学生がSNSを使って就職関連の情報収集をしていることが分かります。

多くの学生が企業の最新の情報を入手したり、企業とつながるためにSNSを活用しているのです。




SNSを活用するメリット


広範囲に情報を発信できる


SNSは広範囲に人々にリーチできるため、多くの求職者に求人情報を届けることができます。
既に自社に興味を持っている層だけでなく、潜在層にもアプローチできます。

また、各SNSのターゲティング機能を使用することで、
特定の年齢層や地域の求職者に限定して訴求することも可能です。




コスト効率の向上



従来の求人広告や採用プロセスに比べて、SNSを利用した採用活動は比較的低コストで行えます。
採用に割くコストが少ない段階からでも始められるのが大きな魅力です。

上手にSNSを活用して、効率的に応募者を集めることができれば、採用コストの削減が期待できます。





ブランドイメージの向上



SNS上で企業の文化や価値観を積極的に発信することで、
企業の魅力を分かりやすく伝えることができます。

たとえば求人広告や求人サイト上では表現しきれない情報を載せられたり、
社内の雰囲気や従業員がどんな働き方をしているかなどを、
画像や動画を交えて伝えることができるという強みがあります。

細かな情報を知ることができるので、入社後のミスマッチを減らす効果も期待できます。




コミュニケーションをスムーズ


SNSはリアルタイムなコミュニケーションを可能にします。
今伝えるべき情報をすぐに伝えることができるという、更新性の高さは魅力です。

求職者側は企業情報をこまめにチェックし理解を深めることができます。
企業側は応募者の日常的な投稿内容から人柄などを把握することができます。

またSNSでつながることができれば
候補者との直接的なやり取りや質問に対する迅速な回答ができ、
候補者とのエンゲージメントを高めることができます。




各SNSの特徴


SNSを就職活動中に利用している学生に、どのSNSを利用したか尋ねたアンケートです。
利用が多い順にLINE(51.9%)、Instagram(45.4%)、X(42.0%)となりました。

各SNSの特徴について触れていきます。

マイナビ2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(10月



X(Twitter)


日本の月間利用者数は4,500万人。
拡散性に優れ、若いユーザーの利用率が高いSNSです。

フォロワー数が少なくても話題性の高い投稿をすることで、
無名の企業でも多くの人に情報を届けられる可能性があります。

企業の魅力を短文で簡潔に伝えることを心がけて、
定期的に更新を行うことが大切です。



Instagram


日本の月間利用者数は3,300万人。
比較的女性の利用者が多いSNSです。

ビジュアルの優れた投稿が反応されやすい傾向にあります。
企業の文化や職場環境を魅力的に表現できるコンテンツを作成しましょう。

また、適切にハッシュタグを使用して情報を拡散させることも重要です。
業界や職種に関連するもの、自社の採用活動に特化したハッシュタグを活用しましょう。

プロフィール内のリンクを活用して採用情報に誘導することもお忘れなく。



Facebook


日本の月間利用者数は2,600万人。
30代以上のユーザーが多く、どちらかというと中途採用向けの活用が一般的です。

実名制のため他のSNSと比較してフォーマルな印象があり、
既存社員から人材を紹介してもらうリファラル採用にも適しています。

Facebookグループやイベント告知機能を活用すると
参加者とのコミュニケーションがよりスムーズになります。



LINE


日本の月間利用者数は9,500万人。
年齢を問わず幅広い層に利用され、生活に深く根付いているSNSです。

公式アカウントで友だち登録を促し、
採用イベントの告知や選考スケジュール等を一括で送信できます。
スルーされがちなメールと違い、送信した内容を確認されやすいというメリットがあります。

求職者とのダイレクトなやり取りが可能ですが、
企業側は迅速かつ丁寧な回答が求められます。




YouTube


日本の月間利用者数は7,120万人。
こちらも幅広い世代に利用されているSNSです。

アーカイブ型のSNSで、コンテンツを継続的に視聴できるのが魅力です。
会社説明動画や社員インタビューの動画を提供する企業も増えています。

動画の平均的な視聴時間は5分程度で、多くの情報を詰め込むことができるメリットがあります。
制作工数はかかりますが、求職者への訴求効果は期待ができます。

さいごに


今回は、採用へのSNS活用についてお話ししました。

SNSを効果的に活用することで
今現在のターゲットはもちろん、将来的な求職者に対しても
自社の魅力をアピールしていくことが重要です。

ただし1つ注意点があります。
SNS運用は効果が出るまでに時間がかかることが多いです。
一歩ずつ確実に進めていく、という長期的な姿勢で取り組んでいきましょう。

皆さまの採用活動の成功をお祈りしております。


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Written by JUNE


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