AKITA Solution Magazine vol.9 採用活動は、社長の指揮下にて行うべき

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////////////   目次   /////////////////

・ごあいさつ………………… インターンシップは採用広報活動
・最新ニュース……………… 秋田県内の有効求人倍率(平成29年6月30日発表)
・特集………………………… 採用活動は、社長の指揮下にて行うべき
・合同説明会情報…………… 7~8月の合同説明会をピックアップ
・編集後記…………………… 熱意の数値化(2)

■ ご あ い さ つ ━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

『インターンシップは採用広報活動』 written by 安藤

7月に入りインターンシップに参加される学生さんの受け入れ体制も徐々にできたか
と思いますが、今回はこのインターンシップについて重点的にお話したいと思います。

今や中小企業の採用活動において要とも言われるこの「インターンシップ」ですが、
まだまだ上手く使いこなせていない企業様も多いかと思われます。
簡潔に申しますとインターンシップとはまだ就職されていない学生が企業において職
業体験をすることであり、表立った採用選考活動ではないということです。
学生の適性を見るだけではなく、自社をアピールする良い機会と捉えていただいた方
が活動しやすいのではないでしょうか。

実際に中小企業様においてインターンシップを行う目的は、「採用広報活動」と「社
会貢献活動」といえます。中小企業様の採用活動で最も困るのが、学生に対して知名
度がないということです。日常生活において私たちが知らない企業から商品を買うの
にためらうのと同じで、学生も聞いたことのない企業に就職したいとはあまり考えな
いでしょう。
知名度を上げようと広告に大金をかけるより、就業体験と銘打ってインターンシップ
募集広告を自社のHPなどに掲載してみてはいかがでしょうか。社会貢献活動と捉えら
れるインターンシップですので、企業の広告内容も自然と宣伝臭やおしつけがましさ
が感じられなくなるでしょう。
実際のプログラムはすべて学生のためになることだけを考えて作っていますので仕事
や業界に対する理解を深めてもらい、好奇心や参加の動機を満たすといった効果が見
込めます。
インターンシップを社会貢献活動という名の採用広報活動だとすると、今後は動き方・
考え方がまた違ってくるのではないでしょうか。
まだまだ奥が深いインターンシップですが、次回はもっと深くまで掘り下げていきた
いと思います。

結びとなりますが、猛暑が続いております今日この頃、体調管理には十分ご留意くだ
さいませ。

■ 最 新 ニ ュ ー ス ━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

『秋田県内の一般職業紹介状況(平成29年6月30日 秋田労働局 発表)』

【概  況】
○秋田県内の求人数    22,923人
○就職希望者数      18,768人
○秋田県の有効求人倍率  1.36倍

平成29年5月の一般職業紹介状況をみると、有効求人倍率(季節調整値)は1.36倍となり、
前月を0.03ポイント上回った。(全国平均は1.49倍、前月に比べ0.01ポイント上昇)

有効求人数(季節調整値)は前月に比べて2.7%増加、有効求職者数(同)は0.6%増加。
雇用保険受給者実人員は、前年同月に比べ14.4%減少となり、同比48か月連続で減少した。
県内の雇用失業情勢は、改善の動きが続いている。

■ 特 集 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
 
『採用活動は、社長の指揮下にて行うべき』 written by 佐藤(義)

前回は、採用活動の心構えについて、お話ししました。
では、そのような大事な採用活動を誰が行うのか、誰が誰に指揮をして行うべきか。
答えは、明白です。その会社の代表者である社長です。

これは、もちろん、採用活動の業務をすべて社長1人が行うということではありません。
些末な業務は部下に任せるべきですし、社長が1人で考える必要はありません。
いうなれば、採用活動のプロジェクトリーダーは社長たるべき、ということです。
会社の採用活動は、自社の将来を左右する大事な業務です。それを他人に任せている
ようではいけない、ということです。

噛み砕いて言わせて頂くなら、「採用活動とは、営業活動」=新規の顧客(採用希望者)
に対して自社をアピールすること、です。
では、そんな自社の魅力を最も知っているのは誰でしょうか?
言うまでもなく社長です。

良い人材を採用し、会社を成長させること、自社の魅力を最大限アピールできることに
最も高いモチベーションを持っていること、それは社長です。
会社の社風、風土を培い、その人物に会うことで、その会社に自分が合うかどうか、
馴染めるかどうか、を判断できるのは誰でしょうか。それも社長です。

中小企業においては、社長の人柄や能力が、そのまま会社の魅力に反映していると言えます。
このことからも、社長が採用活動プロジェクトの指揮を取り、採用のビジョン(長期的
な経営計画)を示して、どのような人材を求めているのか、をきちんと社員にアナウンス
するべきなのです。

一般的に新卒採用がうまくいっていない会社は、社長があまり採用活動に関心がない会社だ
と言われています。部下に任せっきりにしている場合が多いのです。
社長の顔が見えてこない、ということはその会社の特色や魅力が見えてこないということです。
「我が社の為に働いてほしい。会社が成長するためには、あなたの力が必要です」という、
最高の口説き文句を言えるのは、やはり社長なのです。

もし、この記事を読まれているあなたが、経営の立場で無いならば、是非、採用活動は社長に
陣頭指揮を取ってもらってください。
如何に社長を採用活動に参画させるか。社員だけの問題ではなく、重要な採用活動のひとつ
と捉えるべきなのですから。

■ 合 同 説 明 会 情 報 ━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◎Aターン就職フェア 東京会場
8月5日(土) 11:00~16:00
場所:ヒューリック浅草橋ビル
https://www.gosetsu.com/2018/briefings/view/29162

その他、合同説明会情報は、発表されておりません。
各WEBサイトをご確認ください。

◎秋田県就活情報サイト
https://kocchake.com/

◎合説どっとこむ!
https://www.gosetsu.com/2018/

◎秋田県公式サイト
http://www.pref.akita.lg.jp/

◎大卒就職情報WEB提供サービス
http://job.gakusei.go.jp/

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

『熱意の数値化(2)』 written by 佐藤(義)

 昨年、大流行となったドラマ「逃げ恥」。その中で「やりがいの搾取」という
言葉が出てきます。
 あるサイトによると
 ”「やりがい搾取」とは、労働者が、金銭による報酬の代わりに“やりがい”とい
 う報酬を強く意識させられることで、賃金抑制が常態化したり、無償の長時間労
 働が奨励されたりする働きすぎの組織風土に取り込まれ、自覚のないまま労働を
 搾取されている状態をいいます。”
 この言葉は他人事ではなく、昨今の労働環境の改善が叫ばれてる社会情勢と密接
に関わっているような気がします。

 「労働力の報酬としての賃金の代わりに達成感という報酬を得ているのだ」という
「幻想」を抱かされている。
 「単に受注先の業務をこなしているだけではない、社会に認知されるような成果を
 上げているのだ」とか。
 私たちは、私たちの生活を守るために働いています。しかし、やりがいがなければ、
働いている意味さえ薄れてしまいます。
 何が良くて、何が悪い、という話ではありません。
 私たちが働く意味を失ってはいけないという話です。
 もし、それがあなたにとってのやりがいであれば、その仕事は「最高」につきる
のではないでしょうか。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回の「AKITA Solution Magazine」も宜しくお願いします!

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