Hello! AKITA SOLUTION MAGAZINE.
ディレクターのHagaです。
今回は非対面の販促と備えについてです。
VRやZoomを活用したバーチャルツアー、イベント、賃貸の内見。
そして教育まで。
今までフィジカル環境を主としていたものが非対面へと変わっています。
また、これらの動きは何も若年層に限ったことではありません。
EC(ネット通販)決済金額シェア率を見ると全世代が増加しています。
出自:※1
例えば、図6から60代を切り出し、コロナの影響が比較的まだ少なかった2月と比べても、
2月18% → 3月23% → 4月32% → 5月30% → 6月28%
っと着実にデジタル化が定着してきていることが分かります。
「ECモール・通販」と、それ以外を比べた決済金額の変化はどうでしょうか?
出自:※1
5/25に緊急事態宣言が解除された後、
若干の回復は見られましたが、
依然として、ECや通販チャネルを持たない小売店などは厳しい現状となっています。
逆に「ECモール・通販」は大きく変化することがなく、
動きが顕著で、ここでも定着しつつあることが分かります。
アナログからデジタルへ。
実店舗から非対面のサービスへ。
利便性や手軽さというものは基本的に不可逆なので、このまま全世代で定着が進むと考えられます。
この記事(効果が分かるWebプロモーションとは?)にも記載をしたとおり、
WEB展開は必須です。
そして、その効果が分かる販促活動を行わなければいけません。
WEB展開+販促+効果測定
例えば、このセットリストですぐ思いつくものの1つとして…
Google広告やYahoo広告に代表されるリスティング広告があります。
オンライン化が必須になっている昨今。
PRの手段としてすでに市民権を得ている手段ですよね。
今日はその中のGoogle広告。
特にオンライン化が顕著になるであろうチケット販売の広告配信についてご説明をします。
通常、Google広告を配信しようと思えば、
アカウントを取得し、広告設定完了後すぐに始められますが、
チケットの販売を目的とした広告配信の場合は別です。
認定申請が必要となります。
まずは申請に必要な項目を確認していきましょう!
※ちなみに、イベントチケットの販売認定申請はここから可能です。
│STEP.1 基本項目を入れていきましょう
・連絡先
・会社名
・連絡先メールアドレス
・Google 広告ログイン用メールアドレス
これら基本項目を入れていきます。
│STEP.2 基本項目を入れていきましょう
・Google広告のID
・ランディングページ
・ビジネスモデルの定義
この3点を入力・選択していくわけですが、
1つ目「Google広告のID」については特に迷うことはないかと思います。
2つ目「ランディングページURL」は広告の着地先となるので、
まだ持っていない場合は用意をしましょう。
そして、3つ目の「ビジネスモデルの定義」
ここは定義が細かく分かれていますので、要注意です。
間違えないように選択してください。
│STEP.3 ドメインの所有権を証明する書類の添付と送信
・ドメインの所有権
・連絡先
連絡先については適宜、入力すればOK!!
ドメインの所有権については、google広告ヘルプページにも以下の記載がありますので確認必須。
再販チケットを販売する場合、または再販チケットにリンクする場合は、以下のいずれかを提出した場合に限り、イベント関連団体名を URL ドメインに入れることができます。
- 広告主様の会社とそのイベント関連団体との協力関係や提携関係を示す契約書か法的文書
- そのイベント関連団体と協力関係や提携関係があることを宣言する、広告主様の会社の弁護士または幹部が署名した書簡(会社名、住所、電話番号が印刷された社用箋を使用)
以上の項目を入力し送信すれば「認定申請」完了となります。
│承認までの期間は?なぜこんな手間が必要なの?
審査が通り申請が承認されるまでは3営業日~1週間ほどとなります。
ですので余裕をもって申し込みましょう。
これは、Googleのヘルプにも記載がありますが、
顧客を詐欺から守り、混乱が生じるのを防ぐためのフローとなります。
│申請せずに広告を始めるとどうなる?
イベントチケット販売に該当するとみなされた場合、
広告を設定しても審査落ちになります。
つまり、出稿できません。
きちんと申請をしましょう。
│承認されたらどうなるの?
申請審査が無事に通ると、Googleから認定状況の連絡をいただけます。
そこで晴れて広告を出稿できるようになります。
何事も急に始めようと思っても中々難しいことが多いです。
先を考え、事前準備が大切ですね。
備えあれば憂いなし。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
それではまた。